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映画「52ヘルツのクジラたち」を観て

虐待受けて育った子でも周囲の温かい思いやりで、幸せになれる。

52ヘルツのクジラのようにまわりに聞こえない言葉を発信していても、
その言葉(表情やしぐさなど)に違和感を覚え、現状から救い出してくれる人がいたら生き続けられる。

戸籍上の性に関係なく、人は、生きたい道を進めばいい。

そんな大事なことを教えてもらった映画でした。

子供のころから虐待を受けていたキコ。
義理の父親が倒れた後はヤングケアラーとしてこきつかわれていた。

キコが車に轢かれそうになったところを助けてくれたアンゴ。

虐待を受け続け、母親から見捨てられた、愛(いとし)。

悲しい過去がある。私だったら生きることをあきらめていたかもしれない。

でも、登場人物たちは、周りの心優しい大人たちのおかげで、生き続ける力が得られた。

八方塞でどうしようもない人生でも、小さな変化を敏感に感じ取って助けてくれる人がいる。

私も助けてあげる側に回れるよう、身近に困っている方がいたらお手伝いしたい。

自分が困ったときは助けてもらえるようになりたい。



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