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「幸せの授業」を読んで

私は樺沢紫苑先生の書かれた
「幸せの授業」を読んで以下のことに気づいた。

私たちが幸せを感じるとき、
頭の中には主に3つの幸福物質が出ている。

セロトニン,オキシトシン,ドーパミン
である。

セロトニンが頭の中に分泌されているときは心と体が幸福な時。
心と体が安定しているときに感じられる.
やすらぎや心地よさのこと。

オキシトシンが脳内に分泌されている時は愛とつながりのあるとき。
家族や友人、知人、身の回りの人の存在、よその人たちとの
きずなや,つながりを大切にしている時に分泌される。

ドーパミンが脳内に分泌されるのは、成功や達成を経験したとき。
つまり、ものを手に入れることやお金を手に入れたとき、
あるいはスポーツで勝ったり、
仕事に成功したり、
試験に合格したり、
などの時に脳内に分泌される物質。

また、3つの幸福を手に入れるためには優先順位がとても重要。

なぜならば、ドーパミン的幸福の、仕事での成功を追い求めすぎると
残業に次ぐ残業で体を壊し
セロトニン的幸福を失ったり、
家族を顧みずに仕事に没頭していたりすると
オキシトシン的幸福を失ってしまう。

オキシトシン的幸福ばかり追い求めても、
無理をしてセロトニン的幸福を失ってしまえば
オキシトシン的幸福も手に入らなくなる。

だから、まずセロトニン的幸福という土台の上に
オキシトシン的幸福
ドーパミン的幸福の順に積み上げること
その順番が大事だ。

私の場合、15年位前から、統合失調症になってしまった子供たちがどうにか自立できないものかと右往左往していた。

夫は誤診だと疑い協力してくれない。
むしろ根性なしというばかりだった。

自分の健康を顧みる余裕もなく
気が付くと朝起きられなくなって布団から出られず、
だるくて何もできず、食欲もなく、水も飲みたくなく、
こんな自分では家族の足手まといではと思いつめ自殺をはかり、
4年前に入院した。

4か月ほどで一旦は退院したが、退院しても症状は同じで、
だるくて何もする気が起きず、
また、家族の足手まといになると思いつめ、
今度は車に乗って死に場所を捜しに家を出てしまった。

しかし、親切な方に自殺を止めていただき、また1か月半ほど入院し、
今度はよくなった。

あの時死ななくて良かった。
今でも薬は飲んでいる。
なぜ、あんなことをしたのかは不思議なくらいだ。

顧みるとあの時はセロトニンも出ていなかったし、
オキシトシンも出ていなかった。

そのせいで自分の感情の暴走を止められず、
悲観的になり
自殺未遂をしてしまったようだ。

これからは以下ようにして幸せを感じ生活を送りたい。

セロトニンを分泌させるために大事なことは
7時間以上の睡眠
運動
朝散歩
これは以前より先生の本やYouTubeなどで取り上げられていたので
大体できるようになった。

双極性障害なので、そう状態になると睡眠時間が減ってしまうことが多かったけれど、
最近は3日以上眠れないということはなくなってきたので良かった。

昼間も眠くなることがなくなった。

家にいるとなかなか運動できないので
ジムに入会し夫とともに週に3回以上は通っている。

朝散歩も愛犬と夫と共に20分以上は歩いている。

一方、オキシトシン的幸福は他者との交流、コミュニケーションによって生まれるつながりの幸福なので
人間関係を作る努力、育てる努力が必要。

親しくする人は5,6人で十分。

親しい人がいなければ出会いを求めて地域の催しなどに参加すればいい。

気の合う人がいなければ続けなければいいだけのこと。

気軽に参加しようと思う。

夫も4月から地区の「ALPおっさんの会」に入会し
グラウンドゴルフなどに行っている。

私も夫に誘われて一緒にグラウンドゴルフに行っている。

私は貯金塾という高齢者の筋力維持向上を目指した教室に
お手伝いに行っている。

ドーパミン的幸福を得るには時間や、労力、あるいはお金などの
対価が必要なもの。

ちょっとだけ難しいことに挑戦すると、
ワクワクしてドーパミンが出る。

ジムなどに行っても、
もう年だから(と言っても樺沢先生より3歳年上なだけなのだが)
無理しなくていいかと考えて
器具の重量を重くできないでいたが
少しづつ重くしたり、
行う回数を増やしたりして
ドーパミンを出すようにしたい。

グラウンドゴルフも
まっすぐ打つ、
ホールの近くに打つ、
出来ればホールインワンしたい。

この本はイラストも豊富で分かり易く軽い老眼でも
1時間もあれば読めた。

この本を読むと幸せという漠然としたものが
とても分かり易く解説されている。

それに樺沢先生は以前「3つの幸福」という本を出している。

私はこの本も読みたいので購入します。

皆さんもいかがですか?










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