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小さな暮らしの中の小さな幸せを拾った日


先日、3月16日。
私は33歳になった。

朝起きると、なんか可愛いのがいた。

23:00にバスケから帰ってきて夜な夜な旦那が作ってくれた。
うちの旦那、可愛すぎないか?

端っこにいるのはドキンちゃんとコキンちゃん。うまい…。

娘からは似顔絵のお手紙と「ママお誕生日おめでとう♡」という世界で一番可愛いプレゼントをもらった。


そして今日は元々朝から旦那と京都デートをしようと思っていた。毎年恒例の、とことん私に付き合う日。
けれど、なんだかそんな気取らないでいいなぁなんて思って、家で家族揃って美味しいご飯食べられたらそれでいいかなと思い始めた。

結局、地元をブラブラすることにした。前日にやっていた芝生張りの続きをしたかったけど、朝の幸せで心が躍っていた。もう少し躍らせてあげたかった。

知り合いの古着屋さん、ホームセンター、ずっと行ってみたかったカフェ、雑貨屋というツアーになった。
古着屋さんでは誕生日サービス!といって服を3着も無料でいただいた。神なのだろうか…
ちなみにその古着屋さんはこの記事のお兄さん。10年来の仲なのに、実際お兄さんと呼んでいる。


カフェでは美味しいフレンチトーストとレモンチーズケーキをいただいた。うまい…
たまたま周年記念だったので猫ちゃんのクッキーもお土産でいただいてしまった。
併設された雑貨屋さんでは自分への誕生日プレゼントとして念願のコーヒーを入れるためのセット一式を購入した。私の住んでいる町では有名なコーヒー屋さんがたくさんある。そこの豆を少しずつ試すのが小さな夢なのだ。

kayano coffee


帰宅後は2人で昼寝してから娘を迎えに行き、職場のカフェの店長からプレゼントしてもらった大好物のキャロットケーキを家族みんなでつついた🥕

vegan carrotcake


最高に美味しかった。
みんな、ほっぺがとろんと落ちていた。

はじめは正直苦手な人だった。
けれど、この人は本当はめっちゃくちゃ優しい人なのでは?と最近気づき、日に日に好きになってきていたのがここにきて爆発した。LINEで大好きですと伝えてしまったほどだ。
緩んだときの笑顔とキャラクターはとてもキュートなのに、きっといい人すぎて気を張るタイプなのだろう。
そんな風に考えられるようになった自分にも拍手喝采。一歳年を重ねた分くらいは成長できたのかもしれない。

そんなこんなでなんだかすぐ近くの幸せにたくさん気がついた誕生日だった。ここ最近で一番小さな幸せに心から感謝をした日かもしれない。
映画のように、わたしも身近な登場人物たちと暮らしているんだなと感じた。ゆるりと小さな町で繰り広げられる日常を描く映画の主人公になった気分だった。ずっとずっと、ひっそり望んでいたことだ。

小さな暮らしの中で起こるいろんなことを一つ一つ拾い味わう日々は、やっぱり幸せだ。
特段に特別なことなんて、そんなに多くなくていいのだ。

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