見出し画像

予祝小説 ✴︎ 幾億光年

どんなことでも明確にイメージすれば叶う
その現実を作ることができる

よくそんなふうに言われますよね。

明日、いちごが食べたい
明日、最高級のステーキが食べたい
明日、世界に一つしかない卵を食べたい

どれも叶うらしいです。
それは、「明日、水を飲みたい」と思ったら大抵の場合すぐ叶うのと同じで、一見難易度が違いそうに見えても、イメージの力によって、それを叶えるんだという想いの強さ(叶えると決めること)によって、難易度なんて関係なくて、どれも必ず叶うんですって。

で、ここで大切なことが二つ。
一つは、決めること。確固たる決意をすること。遠慮なんて一切しないで、自分の望みをそのまま叶えるんだと決める。
二つ目は、叶った状態のことを明確にイメージすること。五感で、超リアルに!!

で、この二つ目って結構難しいんじゃないかなと思っていて、たとえばいちごならすぐ食べてる姿イメージしやすいかと思うんですが、世界に一つしかない卵をイメージするのってめちゃくちゃ難しいですよね。味も見た目もわかんないし、どこで買えるのか、いくらなのか、とかね。

それでです。
叶えたいことを小説にしちゃって叶ったことを疑似体験すれば、絶対叶うじゃん!!!と気がつきまして。
インスパイア小説家の本領を発揮する時が来たのです!!

私は若干?スピリチュアルっぽい能力を持っていて、相手の深層心理だったり言葉にできない気持ちや情景をイメージすることが得意なんですね。それをもとに小説や文章を書いているのですが、それを使えばめちゃめちゃリアルに叶えたいことをどうやって叶えていくか、叶った後の世界線まで描けちゃうんですよ。(シナリオライターもやってるので自然な道筋立てるのもめっちゃ得意なんです。)

とはいえ、イメージが湧きにくいかと思って、自分バージョンでまず書いてみました!笑

私が叶えたいことは、ある有名韓国人俳優さんと接点を持ち、何かしらの関係でご縁を紡いでいくこと。二人にとって最善かつ自然なタイミング・関係・状態で関わり続けること。
もちろん今は会ったことも、認知されてることもありません。
そこから奇跡が起きるのか!?
本気で書いてみたので、よかったらぜひ読んでみてください💫

ちなみに…
中学生の頃から私は推し活に抜かりなく、当時からスポーツ選手や芸能人の方をひっそり推してました。それはそれは大きな愛で!笑
で、そのときからずっと、この人たちみんなと最良のご縁でつながりたい!と望んでいたんですね。ずーーーっとそれをイメージしてました。
そしたら、当時子役だった方と繋がることができ、連絡先を交換できたり飲みにいく関係になったり。スポーツ選手は何名も深い知り合いができ、その中の一人が今の夫です。
逆に、超有名な俳優さんなんかは遠すぎてイメージができず、全く接点は持てませんでした。
このことからも、やっぱり叶った時のイメージってめっちゃ大事!その過程まで鮮明にイメージすることも大事なんだ!って思います。

ちなみに、私は音楽からインスパイアして小説をよく書いていて、そうすると情景が浮かびやすいのでイメージングを後押ししてくれます。今回はタイトルにあるように、『omoinotake /幾億光年』からインスパイアさせて物語を描いてみました。カードリーダーでもあるので、カードからのヒントも使って未来を描いた部分もあります。

その辺もめちゃめちゃリアルに書いてますので、興味のある方はぜひ読んでみてください〜!!

それではどうぞ!!


* * *


誰だか知らない人に肩を抱かれ、僕はただ泣いていた
いかないでほしい
ずっと一緒にいてほしい
そんな言葉を口に出すことは、大好きなあなたを困らせ、悲しませることになるから
立ち去る後ろ姿を静かに見つめるしかできなかった

藍色の空の中にあなたの顔が浮かぶ

あの時、僕だけが見つけられなかったあの星の名前がわかるようになった頃、
僕は一人こっそり家を抜け出し、あなたを探す旅に出た
手がかりなんて、何もない
それでもよかった
ただ、あなたとまた巡り会える日を夢に見て、当てもなく彷徨った
こっぴどく叱られても、諦めることはできなかった

月日だけが過ぎていく
どんな速さで追いかけても、待ってはくれそうにない
もうあなたの顔さえ思い浮かばない
それでも、またあなたとあの日のように笑い合えることを願って……


ぎっしりとルビが振られた台本と睨めっこする毎日にもようやく慣れてきた

初めての環境
初めてのチャレンジ

毎日が不安と期待でいっぱいだ

今の仕事は天職のようだと常々感じる
いや、僕にはちょっと刺激が強すぎるかもしれない
でもそんな自分だからこそ、自分以外の人になることは意外と難しくない
ものすごく努力は必要だけれど、それがやりがいというのだろう

これまでの人生はどちらかというと少し受け身だった
流されるままに進んでいた
生きる目的…というと大袈裟だけど、ちゃんと見えていなかったんだと思う

今いる世界は、初めて自分の意思で選んだ場所だけど
それにしては間違いではなかったような気がする
努力することに、輝き続けることに心が踊り、
そして何か壮大な意味を感じてならないのだ


桜の季節にさしかかる頃
たくさんの温かさのおかげで無事ここでの仕事を終えようとしていた

このホテルともお別れだ
都会のど真ん中なのに、窓からはわずかに星が見えるのがお気に入りだった

ここから先は

2,373字

それぞれが自然体の自分に還る、心と体と暮らしを整える場所🌿 中医学×フィトテラピー×スピリチュア…

standard members

¥300 / 月

premier members

¥5,555 / 月

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?