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子どもの頃の私を、大人の私が救ってあげる

ここ数日、似たような現象が起こってる。

スーパーで買い物に行っている時、3歳くらいの小さな女の子が母親を探していた。

「ママー!」「ママー!」「マーーマーー!!」

半泣きになりながら辺りをキョロキョロとしていていたところへ、店員さんが「ママあっちだよ」と女の子に話掛けていた、まで見届けた。

その瞬間、強烈に私の幼少期の深い闇が出てきた。

夜目覚めても母親はいない。兄が隣の部屋でテレビを観ていたけど、まだ兄も小学生くらい。母親が夜にいない衝撃で泣きながらママ、ママ!!と部屋中を探しまくった。でもいなかった。

父は夜遅くの仕事なのでその時間は不在だったため、子ども二人だけで家に居たことになる。私はまだ幼かったので夜と言っても22時くらいだったのかな。

私がこのことで気持ちがズシンと重くなってしまうことは、元々気が付いていた。これは世にいう「トラウマ」ってやつだな、と。

でも、だからといって何か心理療法するまでもいかないトラウマ。だから今回のようなスーパーで女の子がママを悲しい顔をして探している姿を見ると心が重くなり、苦しくなって泣きたくなってくる。

いつもだったらここで時間が過ぎると忘れていくけれど、今回はブログに書いてみた。私は今後もこの幼児の頃の深い闇が出てきては消えていくのだろう。でも、もうこの繰り返しは疲れた。だからしっかりと気が付いて、認識して、自分は傷ついていると感じて、自分をたっぷりよしよししてあげる。

時間が過ぎて振り返ると、「人間界でさまざまな感情を与えてくれたいいきっかけなのかもね」、なんて静かに感じたりして。

今後も完全にすっきり「何にも動じません」な感覚にはなれないかもしれないけど、傷ついている自分に気付き、認め、いたわる。この3ステップ。

「自分が自分を救ってあげる」

この精神はとても大切なのだと思う。

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