知りたい答えがドンピシャで返ってくる「質問の仕方」ポイント3!
あなたが質問をしたとき、そう感じたことはありませんか?
それって、もしかしたら、
「質問の仕方」に原因があるのかもしれません。
もしそうだとしたら、仕事でのやり取りや、家族・親しい人とのコミュニケーションでも困ることが出てくる場合も……。
そんなことにならないよう、あなたの質問に相手がグッと答えやすくなるような「質問の仕方」ポイント3つをお伝えします。
私が実際にしてきた残念な質問(涙)をもとに事例を紹介していますので、
「ああ、こんな質問ね」
と、イメージしていただきやすいのではないかと。
このnoteが、あなたの質問を振り返るきっかけに。
そして少しでも、今後質問するときの参考になるとうれしいです。
(※質問は、口頭でする場合と、テキストでする場合がありますが、今回はテキストでのやりとりを想定してお伝えします)
ポイント①パッと見て質問だとわかるように書こう
まず大切なのは、すぐに「これは質問なんだな」と、相手にわかってもらうことです。
「よい例」「残念な例」を挙げながら、詳しくみていきましょう。
〇よい例:「〇〇さんに質問があります」
書き出しから一目で「これは質問なんだな」と、すぐにわかりますね。
最初に伝えることで、相手も心構えができ、質問に答えるつもりで読み進められます。
×残念な例:「こんにちは。昨日○○があって、□□になったんです。そうしたらこうなってこんなことになりました」
読み進めても、何について伝えようとしているのか、なかなかわかりません。これは日記?報告?それとも苦情??
それでも何とか読み続けて行くと、最後になって、
「~~~~になってしまって、よくわかりませんでした。どうすればいいでしょうか?」
ええええ? これって質問だったの!?
えっと、いったい何に困っているんでしたっけ?
てか、質問なら質問、って最初に言ってくれないと、もう一回読まないといけないじゃん。
これは困りますよね。
ぜひ、最初に質問であることを伝えましょう。
ポイント②質問には、理由(目指すゴール)も書こう
次に大切なのは、質問+「なぜその質問をするのか(解決したい理由や目指すゴールなど)」を伝えることです。
こちらも、「よい例」「残念な例」を挙げながら、詳しくみていきます。
〇よい例:質問と理由(目指すゴール)を伝える
このように質問されたら、一例として以下のように答えられます。
答える方も、相手の用途や目的に合わせた回答がしやすいですよね^^
質問者も、しっかりと自分が聞きたいことに回答してもらえたことで、
「そっか~、じゃ〇〇について調べてみよう!」
と、納得して次の行動に移れます。
×残念な例:「これって多分○○だと思うのですけど、どうでしょうか?」
いきなり「どれでしょうか」と聞かれても、なぜそれを知りたいのか、どのような目的で使いたいのかがわからないと、答えようがないですよね。
質問者にとっては、「自分はこういう理由で〇〇について知りたい」とわかっていますが、相手はあなたの心の声まで読み取れません。
質問する際は、「なぜその質問をするのか(解決したい理由や目指すゴールなど)」を、しっかり伝えるようにしましょう。
ポイント③聞きたい内容について、具体的に書こう
質問する際は、質問について具体的に書くことも大切です。
あなたの心の内をきちんと言語化して相手に伝えないと、ふんわり質問には、ふんわり回答しか返せません。
たとえば、こういう質問。
ふわっふわです。
忙しいときは、質問者にあれこれ質問するのも面倒 時間がないので、
「あー、ごめん。また今度ね」
で終わる可能性大です。
なぜ副業を始めたいのか?
本業はどんな仕事をしているのか(副業OK?)
週に何時間くらい時間が取れるのか?
どんなことが好きか?
やりたいジャンルはあるか?
↑ これくらい具体的なことがわからないと、答えようがありませんよね。
上のふんわり質問を具体的に書くと、以下のようになりました。
やりたいジャンルや、どれくらいの時間が使えるかなどがハッキリしているので、「〇〇だと、週10時間でも始めやすいですよ」など、具体的な回答やアドバイスが断然しやすくなります。
ただし、丁寧に書こうと思って、あまりにも長くなってしまうと、パッと見ただけで読む気がどこかに行ってしまう怖れも(汗)
相手に読む負担をかけないよう、簡潔にまとめるのも大切です。
次も答えたくなる人・答えたくない人
質問自体ではないけれど、
「いつでもまた聞いてね」と思ってもらえるパターンと、
「うーん……」と思われるパターンがあります。
あなたはお気づきでしょうか。
以下、それぞれの特徴をお伝えします。
〇またいつでも聞いてね!パターン
回答したら、こんな風に返事がきました。
回答した人も、「お役に立てたかな」とうれしい気持ちになります。
×ちょっとがっかりパターン
回答したけれど、それに対するお返事なし。
そんなとき回答者は、
「うーん、いまいちピンとこないお返事しちゃったかな……?」
と、心配になります。
お返事が来たときも、
こういう感じだと、
「ごめんね。お役に立てなくて。
その回答するのに、いろいろ調べものして、時間を結構使ったんだけど、残念。なんだか疲れちゃったな……」
そんな気持ちになっちゃいます(泣)。
回答者は、多かれ少なかれ、相手に役立つ内容を伝えようと、自分の時間と労力を使っているんですよね。
そのことへの感謝と、次にどう生かすか(生かしているか)を伝えると、それが回答者へのお返しになります^^
ただし、口で言うばっかりじゃダメダメ。
「”ありがとう”って、いつも言うけど、前もこれ聞いてきたよね。
ちょっとは自分で調べたり、聞いたことをメモしたりしとけば」(by 夫 )
と思われたら、答えてもらえなくなりますよ。(気をつけます)
もしも返ってきた回答がよくわからない場合は、あいまいにせず、お礼を伝えた上で、どこがわからないのかを具体的に伝え、改めて質問しましょう。
まずは相手が答えやすいように、頭の中で整理してから質問しよう
自分が知りたいことに対して、ドンピシャの答えをもらうには、以下の3つを意識しながら質問することが大切です。
これらを意識すると、「それが知りたかった~!」という回答が返ってくる確率がぐぐっと上がりますよ。
質問上手はコミュニケーション上手。
必要な答えがもらえる質問をしていきたいですね。
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