見出し画像

会社にいなくても仕事はできる ~会計事務所の場合~

こんにちは。会計事務所に勤務する、産業カウンセラー・キャリアコンサルタントの華子です。

私は会計事務所で働いていて、毎日会社に出社しています。これが基本スタイル。
ただ普通の会計事務所職員と異なる所があります。
それは、「訪問がメイン」と言うことです。

ある日の私のスケジュール

会計事務所ではある会社を担当として持った場合、入力・チェック~月次面談~決算申告を一人で行うのが基本の流れです。(入力はパートさんに任せてる事が多い) これに年末調整や確定申告などの季節業務が入ります。

うちは特殊で、1社に対して担当が2人います。
会計担当と、訪問担当。会計担当は、会計チェックと決算を行い、訪問担当は月次面談を行います。で、私は後者なのです。
仕組み説明は長いのではしょりますが。

昨日の私のスケジュールは、
8時半~ A社 MAS監査
11時~ B社 月次面談
13時~ C社 MAS監査
15時~ 〃 月次面談
16時半~ D社 資料回収
17時~ E社 月次面談
でした。

ちなみにMAS監査というのは会計ではなく、経営支援のメニューです。
事業計画をたてて行動計画を決めそれを毎月数字と共に検証し軌道修正をしていきます。
これをやると行動の質が変わり数字も変化するので、とてもやりがいがあります。
私はこちらも兼務しています。

会社に戻る時間はどこにもないので、直行直帰でした。

考察

ネットが繋がっていれば会社外でも仕事ができる、便利だし支障はありません。
PCで会社の共通サーバーにアクセスできるので会計データ、メール、社内共有ツールも見れるしchatworkやLINEもあるので連絡も取り合うことが出来ます。

メリット① 生産性が上がる
社内にいると予定外の業務が起こりがちです。後輩からの相談、連絡、TELなどは第3象限(緊急だけど重要でない)ですが、1回あたり15分くらい費やしている事がよくあります。
社外だとこれらから一切解放されます。必要なものだけがchatworkで入ってきますし、私じゃなくても対応できる事はその人に任せられます。
ただし社内でこれをやってしまうと一気に協調性のない人になってしまいます。社外だからできる事です。

メリット②集中できる
正しくは集中力が上がることによって仕事の質が上がる、でしょうか。
周りの情報が入ってこないので純粋に目の前の仕事に取り組むことが出来ます。
社内で仕事していると、例えば誰々がお客様とトラブルになった、とかありませんか。私はそういうの気になってしまうのでそこで集中は切れます。これは自分が反応しちゃうのがいけないんですが、同じ人いますよねきっと。(と信じてる)
加えて社外だと出来ることが限られるので、他に意識が向かないのかなと思います。社内だと、デスク回りの資料とか気になって片付けたりしちゃうんです。

ではその逆はどうなんだいと。

デメリット①印刷はできない
印刷できた方がよいと思う業務は、決算申告書作成です。毎月の会計ならデータでチェックすれば十分ですが、決算は量も中身も多いので紙でのチェックが私はやり易いです。
そうすると社内で作業した方が早いし、そもそも時間をとられる業務なので出先だと出来ないです。
ペーパーレス化は進んでますが、こうした一部の業務で他社の手が入るものは、なかなか電子化が難しいなと感じています。

デメリット②人間関係が希薄になりそう
必要な事は文章や電話で共有できるので業務自体には差し支えないと思うのですが、関係性は薄れそうな気がします。

文章と直接では伝わり方が違います。直接だと非言語コミュニケーションができるので、視覚からの情報や、感情をのせる事ができます。人の印象は視覚からの情報が55%、聴覚が38%、言語が7%という、メラビアンの法則の概念もあります。
直接と比較すると、関係性が弱くなりそうに感じます。
仕事は1人では出来ないのでそこでの人間関係が悪くなってくると働きずらくなったり、結局自分の生産性が悪くなる原因にもなります。

会計事務所によってやり方はそれぞれ。良し悪しありますが、私は推奨派なので今後も機会を作ってこういう働き方にしていきたいなぁと思っているのです。

#私の仕事

この記事が参加している募集

いつも読んでくださってありがとうございます✨あなたに良いことがいっぱいあるように心から祈ってます💕サポートして頂けたらとても嬉しいです!