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産業カウンセラーになるきっかけ、心にグサッときた言葉。

こんにちは。産業カウンセラー、キャリアコンサルタントとして働く人に寄り添いながら、地方の会計事務所で会計監査と、MAS監査を活用した経営支援をしています。

今日は、産業カウンセラーになったきっかけの出来事を記します。重めなので読む際はご注意くださいね。

仕事のストレス

私が目指した理由は自分の体験からです。前職の話ですが10年以上前、営業事務をしていたんですね。そこで一緒に働いていた先輩の一人が退職する事になりました。引継いだ業務のプレッシャーもあり、先輩ならもっとしっかり出来ていた、先輩はもっと笑顔で対応しているのに、それに比べて私は・・と自分に自信がなくなっていきました。日に日にストレスもたまっていきました。誰も先輩の代わりを求めていないのに(そもそも経験年数が違うのにおこがましいです。)私は一人で、先輩の代わりにならなくちゃ、と自分に負荷をかけていました。職場で泣いてしまった事もありましたし当時の日記を読むとこれは鬱状態な感じです。

当時の事はあまり思い出せないのですが、笑顔もなく、淡々と仕事をしていたような気がします。顔にも出ていたと思います。今思うと、本当に申し訳なく恥ずかしい限りです。

もう精神的に辛くなってきた私は、そこで相談をします。「もう仕事が辛いです。」たぶんこんなような事を言った気がします。そこで相手から帰ってきた言葉は次のような言葉でした。

「自分達の時はもっと大変だったよ」

その瞬間は今でも覚えているのですが、頭がパリーンとなって、ガラスが割れたような感じでした。その時はなんとか「そうですよね。」と返事をしました。と同時に、もう絶体この人には相談しない、とも思いました。

今振り替えると、私はこの時、「頑張っているよね、辛いんだね」とただ共感して欲しかったんです。カウンセラーの基本的態度に、受容・共感・自己一致という3つの要素がありますが、当時カウンセラーの方に話を聴いてもらっていたら、また違った未来になっていたかもしれません。働いていている人に同じような思いをしてほしくない、という気持ちから産業カウンセリングを学びました。

振り返りとこれから

ただ、当時の自分の考えは甘かったとも思います。なぜなら、自分から物事を変えていこうとする行動力や変化に柔軟に対応する考え方が備わっていなかったから。受動的でした。誰かがなんとかしてくれる、一番下だから、という点。

今は畑違いの業界で過去の経験を土台にして働いている訳ですが、上記のような甘さか通用しないほど、自分で考え周りと共有しながら行動しています。おかげさまで、今は仕事が大変ですがやりがいがあり楽しいです。

お客様と接すると、仕事の業務負荷やキャリア、人間関係でお悩みの方が多いなと感じています。それは社長も従業員さんもです。そんな時、やはり産業カウンセラーに相談する事はメリットが大きいと思います。特に心が沈んでいる、なんだか疲れている、というときは、話して見ることをオススメします!


いつも読んでくださってありがとうございます✨あなたに良いことがいっぱいあるように心から祈ってます💕サポートして頂けたらとても嬉しいです!