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ジョブ型雇用に全賛成できない理由

こんにちは、ナキです。

日本の大企業でジョブ型雇用を取り入れている企業が増えてきました。

ジョブ型雇用とはスキルのレベルで評価される雇用型を指します。従来の日本の雇用型では様々な職しゼネラリストを目指すのに対し、ジョブ型雇用では1つの仕事のみ経験しスペシャリストを目指す雇用型です。

あなたはジョブ型雇用に賛成ですか。

社員が仕事の成果によって評価する点において私は賛成です。他には「自分の得意分野だけでいいので、苦手なことややりたくないことをしない」という点で賛成する人がいると思います。

しかし、私はその他の点でジョブ型雇用に否定的な考えを持っています。以降その理由になります。

新卒がかなり不利の状況になる

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ジョブ型雇用で第一に影響を受けるのはビジネスを全く理解していない学生です。学生が適性職を判断するための素材は何だと思いますか。

おそらく学生時代に積み上げたものではないでしょうか

私の場合、大学の部活で会計という職を持っていました。その経験から「ルールに厳格である」や「数字に強い」という点で経理向きのように感じます。しかし会社で扱うお金と大学の部活で扱うお金が違います。

したがって過去に経験したことから一生の仕事を決めるのは無理があると思います。

もし今の仕事に飽きたとしても続けなくてはならない

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例えばある研究者がいたとしましょう。研究者が今の仕事に飽きてしまい、人事部に行きたいと思ったとします。かなり大げさな例ですが、従来の雇用型ならば配属先を変更し、上司から教育を受けることができます。しかしジョブ型雇用の場合、会社から教育を受けることはありません。例え人事部に空きがあったとしても、人事経験者の人を採用されることになるでしょう。

独学で何か勉強したとしても、実務経験がなければ転職や転配属は上手くいかないでしょう。


最後に

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ジョブ型雇用に否定的な理由を書いていきました。自分は何の仕事に向いているかというのはその仕事を経験しないとわからないと思います。「自分の性格が…」「職場の上司が嫌いで…」のようなくだらない理由で仕事の適正を評価しないで下さい。与えられた仕事を全力で取り組めば、考え方が変わります。

私は好奇心が強く極度の飽き性なので、ジョブローテーションはあっていいと思います。

今回はここまで。共感できたと思ったらスキ&フォローをお願いします!!

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