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健康には、時間、お金、労力を惜しまない

◆30代は肉体の曲がり角

“健康はただ
若いころは、そのように思いがちです。
特に努力しなくても健康だったのではないでしょうか。

小学、中学、高校時代は、育ち盛りで伸び盛りです。
測るたびに身長と体重が増えていきます。
骨と筋肉だけではありません。
脳、胃腸、肝臓、腎臓、心臓、肺など、すべての臓器が成長し、
働きが盛んになります。

野球選手なら、高卒や大卒でプロに入り、
レギュラーの座をつかむ人もあるでしょう。
20代、30代に乗りに乗っている選手も、
30代後半には陰りが出はじめ、第一線を退くことになります。

どれだけ鍛えても、肉体はは30代後半から下り坂であり、
筋肉や骨の量が減ってゆきます。

20代は、ちょっと運動すれば筋力や体力がつきましたが、
30過ぎると少しの努力では維持がやっとです。
少し怠けたら、じわじわ後退してゆきます。

◆風呂の例え

栓のしていない風呂に水を入れることを想像してください。
抜ける水よりも入れる水が多ければ、水は風呂に溜まってゆきます。

体は栓のない風呂に水を入れるようなものです。
水は筋肉を例えています。
排水口から抜ける水は、日々、分解される筋肉を例えています。
入れる水は、運動によって作られる筋肉です。

若者は排水口が小さいため、少し蛇口を開けば、風呂の水位は増してゆきます。
30歳を過ぎると、徐々に排水口が大きくなり、水を入れても水位は増えなくなります。
50歳過ぎると、勢いよく水を入れても現状維持が難しくなります。

健康に限らず、人生はそんなものでしょう。
社会に出たばかりのときは、収入は少ないですが、出費も少なく、
何とか貯金ができました。
立場が上がると、付き合いも増え、出費がかさむようになります。
家庭を持つとローン、税金、年金と、生活を維持するだけでも大変です。

◆健康は金なり

50歳を過ぎると医療費もじわじわ増えてきます。
“健康はただ” どころか、健康維持にお金がかかります。
“時は金なり” は事実ですが、“健康も金なり” でしょう。

「健康オタク」という言葉がありますが、
60歳を過ぎると、趣味のレベルではなく、
仕事のレベルで努力しないと健康維持は難しいかもしれません。

健康のためには、それなりの時間とお金、労力を惜しんではならないと自戒する今日この頃です。
とりあえず、今日はウォーキング&ダッシュをしました。

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