ゆっくり息を吐きながら筋トレしよう
◆かけ声
「よいしょ~」
年を取ると、立ち上がる時に「かけ声」をかけます。
子どものころ、おじいさんやおばあさんが、
「よいしょー」のかけ声で立ち上がっているのを目にしました。
子ども心に、なぜ「よいしょー」が必要なのか不思議でしたが、
大人になり、「よいしょ」と言っている自分に気づきました。
誰から教わったわけでもなく、自然に「よいしょ」が口をつきます。
生理学的に、立つために「よいしょ」が必要なのでしょう。
◆かけ声はパワーを引き出す
ハンマー投げ、砲丸投げ、やり投げなどの競技は、
「ハーッ」「ヤーッ」のかけ声とともに投げる人がほとんどです。
かけ声が人間の持つパワーを引き出すのでしょう。
かけ声は色々なところで見受けられます。
思い起こせば、運動会の綱引きも「よいしょ、よいしょ」と叫んでいた記憶があります。
アントニオ猪木さんの「123ダー」、
ドラゴンボールの「かめはめ波~」なども、その1例でしょう。
◆マラソンランナーは呼吸に合わせて走っている
呼吸と体の動きは、密接に関係しています。
マラソン選手は、呼吸と足の運びが連動しています。
走るスピードによって、1呼吸の間に何歩走るのかは異なりますが、
呼吸に合わせて走っています。
走りに呼吸を合わせている、と言ってもいいかもしれません。
呼吸と走りがバラバラだと、速く走れません。
試しに、階段を上るとき、ステップと呼吸を合わせてみてください。
楽に上ることができるでしょう。
◆息を吐きながら8割パワーの筋トレ
かけ声は当然、息を吐く時に出しますが、
息を吐きながら力をこめると、強い力を出すことができます。
筋トレも息を吐きながら力を入れると、楽にできるようになります。
ゆっくり吐きながら腹筋をすると、自然に力が出ます。
筋トレは速くやるより、ゆっくり動いた方が効果があると言われます。
1回1回の動作を、呼吸に合わせてゆっくりしてみましょう。
筋トレは、最大パワーの8割以上の力でやらなければ、効果が不十分と言われます。
弱い力で長時間するより、短時間でも強いパワーでやった方が効果的です。
ゆっくり吐きながら、8割パワーで筋トレをしましょう。
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