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【特別養子縁組】我が家に男の子がやってきた。ついでに女の子も


おぼろげながらも特別養子縁組を考え始めてから4年。今年の7月、我が家に1歳の息子がやってきました。

振り返ると怒涛の1年。特にこの半年間は私の人生の中でも特に濃密な時間で、そんな毎日を味わうことで精一杯でした。

少し余裕が生まれてきたので、またnoteを再開します。養子縁組を考えるている人に限らず、家族のかたちはいろいろある、ということのインスピレーションになればいいなと思っています。

ずっと幸せだったけど、さらに幸せです。

2021年から養親となる認可を受けて待機中になっていた私たちでしたが、2022年に入ってから、パリの担当ソーシャルワーカーからラオスから養子を迎えた夫婦を紹介してもらい、少しずつ行動に移していきました。

2022年春頃に、ラオスの弁護士さんと契約をおこない、私たちを養子希望のリストに載せてもらってから数ヶ月、初夏には「もしかしたら来年は親になれるかもね」という雰囲気になっていました。

そして、今からまさに一年前、11月になった頃、とうとう7月に生まれた男の子を、という知らせがやってきました。

ラオスで養子縁組をするにあたり、現地で1ヶ月の共同生活を経て審査を受け、その後に正式に裁判所から養子縁組が確定するというプロセスでした。そのため、私たちはそれぞれ仕事の調整をおこない、12月のクリスマス休暇に重ねて1ヶ月の休みをもらってラオスに行くことに。私は会社のチームや人事にも恵まれ、すんなりと1ヶ月休みをもらい、旦那も半分休み、半分テレワークというかたちで乗り切ることになりました。

そんな段取りをしていた中、忘れもしない2022年11月18日。たまたまチェックアップの一環で行ったエコーで、自然妊娠で12週目に入っていることが発覚したのです。

診察台でしばし思考停止。「え?どうやって?どういうこと?ていうか、養子縁組の話はどうなるの?」と疑問がいっぱい。

3日間くらいは夫婦で頭も気持ちも大混乱したことを覚えています。

いろいろ考えたことはまた別の機会に譲るとして、私は無事に今年6月に女の子を出産し、7月に1歳の男の子をラオスから養子で迎えました。

一気にこども2人が我が家にやってきて、大変なこともあるけど、縁あって我が家にやってきた息子にも、息子がいなければきっと妊娠することもなかった娘にも、生まれてきてくれた奇跡にありがたさを噛み締めて、家族に向きあう毎日です。

特別養子縁組に至るまでの経緯はこちらに書いています。

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