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フツーとの戦い。ちゃんと、ってなんだよ。

発達ファミリーの珍道中

大好きだった父が他界して、母は雪国に一人暮らし。

一人の年越しは寂しかろう、雪かきもきつかろう。

てことで色々無視して飛行機で帰省なう。

マスクできない問題【ちゃんと】が発達母ちゃんを傷つける。

北海道の実家に着くまで、空港のグランドスタッフさんやCAさんに監視&注意されること3回。少ないのか多いのか。

※前提として、ジェニファ母ちゃんは、公共の場ではマスク着用を促し、促しだけでは出来ない時も多いため、つど確認している。

【状況】

飛行機は空いていた。

CAさんのはからいで

窓側に座りたいぽよらく&ママと隣に座りたいスマイル

両方ののぞみを叶えるため

ぽよらくは、母ちゃんの斜め後ろに座っていた。

そして

一人の【ちゃんとしたCAさん】とのこんなやり取りが始まる。以下CCAさん


(母ちゃんスマイルと話している)

CCA:もう一人のお子さんも、ちゃんと見てください

J:(後ろ振り向いて)マスク。(←本日何回目だろう。10回目くらいか…)


ぽ:ぁ。(かろうじて口までマスク上げる。)

ぽ:(数分後見ると、マスクあごにずらしている。)



別の用事で他のCAさんが来る。(優しくてビューティフルだったので以下BCAさんとする。)

マスクの件は問われなかったが、話しかけやすかったので、こちらから。

息子は発達障害があるため、なかなか指示を聞けないことがあると、事情伝えてみた。

BCAさん:お子さんは(マスクできないことに関して)大丈夫ですよ(笑顔で小声で返してくれる。)

飛行機は上空へ。

ベルト着用サインが消え
ちゃんとしたCCAさんふたたび登場。

CCA:(母ちゃんの席にきて)お兄ちゃん、、(注意したそうな素振り)

J:伝えてるんだけど、、発達障害があって
言ってもできないときがあるんですよ。

CCA:(すかさず)後ろの誰もいない席に移動されますか?

J:…もう一度伝えてみます。

J:(ぽよらくに)マスク。(上げるジェスチャー。)ママが注意される。

ぽ:
(口だけマスクする。)

CCA:(母ちゃんに)ありがとうございます。(目が笑っていない。←(「当たり前だろ!ちゃんとしろや!」と言う彼女の心の声、聞こえる。)

J:会釈(と共に大きなため息。出た。疲れた表情をあらわにした。)

ぽ:
(3分後振り向くと、また顎マスク。)

CCAは、もう来なかった。


こーいうちゃんとした人は
ちゃんとできない人のことなんか理解できないだろうな。

ちゃんとしたくてもできない
とか
ちゃんとするっていう、概念自体が理解できないor存在しないと言うのに。

開き直ってるのでもなく。

親に、責任を、何でもかんでも取らせよう的風潮にもウンザリするし

発達障害人やその親はいつも、こういう目に合ってるのかと、監視社会に疲労を覚えた。

社会のルールを守ることも生きてくために時に必要だという説明と

行動の促しと、確認は

できる限りしているのだよ、こちらも。

それだけは、、わかってくれ。

1歳のときと変わらない遊び方をする無邪気なぽよらく。

米びつに…手を突っ込む遊び。

さぁ、何が、出てくるかな??😂

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