見出し画像

公開レッスン|基本の花瓶いけのポイント【ダリア×デザイナー satori】

花をどう扱ったら良いか分からない問題
せっかく花を買ったり貰ったりしても、何となく花瓶にいれてそのままに…なんてことはありませんか。花をすっきりした姿で飾るにはポイントがあります!

デザイナーのsatoriさんに教わった、ダリアが主役の投げ入れの手順を見ながら花瓶いけの基本を学びましょう。

◆茎を水切りしましょう
◆水につかる部分の葉は取り除きましょう
◆他の枝と枝の間に新しい植物をさしていきましょう

使用花材
ダリア、マトリカリア、ピットスポルム

使用道具
フラワーベース(ガラス製)、花バサミ

ダリアの花いけ方法
ダリアのコロンとした顔に似ている透明の丸い花瓶をチョイスしました。

画像1

まずは下準備からはじめます。花瓶に水をいれておきます。いっぱいれたくなってしまいますが、花瓶の水は浅め(約3cm〜5cmぐらい)にして切り花をいけるようにしましょう。
ダリアの長さを決めます。花瓶の淵に花びらが付かない程度に短くしてレイアウトしていきます。植物を長待ちさせるために、茎は水の中で切ります。

画像2

水に浸かりそうな部分の葉っぱを取ります。このひと手間で水が汚れにくくなります。

画像3

まずは面の大きい存在感のあるダリアから入れていきます。2本を高低差をつけていけていきます。

画像4

いける時に植物同士の枝の間に細い枝などをさしていくと、レイアウトしやすいです。

画像5

ピットスポルムは、枝分かれしている部分で切り分けていきます。ピットスポルムのような枝ものは、少し力を入れてしならせて形づけると花瓶に収まりやすくなります。
最後にアクセントに入れる分を残して、バランスを見ながらいけていきます。

画像6

茎同士が交差した間に、マトリカリアをいれます。長さは、2本のダリアの長さの中間くらいにしました。
最後に、残ったピットスポルムの葉っぱで動きをつけたら完成です。

画像7

ダリア以外の花にも応用できます
ダリア以外でも、一輪の存在感が大きく、フォルムが丸い花は、同じようにいけることができます。人気のヒマワリや、大輪のマム、ガーベラなどお気に入りの花で試してみてください。

creator
satori @satori_102
デザイナー、花育インストラクター
「しまりすパーラー」、「The Parlor」主宰
works
子どもと花のアトリエ「しまりすパーラー」をオープン。
無印良品、TOYOTA/レクサスサロン、銀座三越などで親子向けワークショップを多数開催。「しまりすパーラー」の別ブランドとして花のアトリエ「The Parlor」を設立。
media
webメディア「cocorone」「土と風の植物園」にてフラワースタイリング、コーディネート掲載。雑誌「VERY」(光文社)にて「しまりすパーラー」活動紹介記事が掲載。

いつもサポートありがとうございます。 いただいたサポートは、花代や、取材時の交通費として使わせていただきます。