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「学校を休めない」のが1番の悩みで解決が難しい

「学校を休みたい」というテーマで今まで2度書きました。
最初は「学校お休みする」から始まり、「どうして僕が休まないといけないんだ」となりました。周りが見え始めたんだなーと成長を感じましたが、モヤモヤは続きます。

【学校】という、子供にとって大きな存在からは簡単に逃げることもできないし、逃げたくもない。

一歩間違えると「学校を休めない」という、袋小路に入ってしまう。これが目下の1番の悩みで解決が難しいなと感じていることです。

家を出る時間がどんどん遅くなる

なんとなく異変を感じ始めたのが2学期。小学校の時から「運動会の後に荒れる」がお約束のようになっていたので、10月ごろから荒れるだろうなーと言う覚悟はありました。それなのに、今年は早い!2学期始まって一週間もたってないのに「おかしい!」

「おかしい!」と感じたのは、登校時間がどんどん遅くなったこと。
今までは早めに登校していました。「そんなに早く登校して何してるの?」と思うくらい。それなのに、どんどん家を出る時間が遅くなり、最大40分遅くなりました。

40分遅くなって家を出ると、ギリギリです。それでも間に合っているので問題はないんですが、色々心配になりました。

その上、毎朝約1時間、ぐちぐちと愚痴を聞いたり、文句を聞いたり、嘆きを聞いたり、怒りを聞いたり、暴れたり・・・。

怖いから休めない

そんな日が続いてついに「そんなに辛いなら休んだらいいやん」と言いました。
もう、母が限界。
小学校低学年の頃なら「じゃあ、休む」だし、高学年になると「なんで僕が休まないといけないの!」でした。

中学生になると「怖いから休めない」って・・・。

え、こんなことになってるの!!!これはヤバイ。
でも、休ませようと思っても脅迫されているかのように「あかんねん、いかなあかんねん。怒られるねん」って。

母「誰が怒るん?」
子供「いろんな人」
母「いろんなって誰?」
子供「・・・」

「もう、何も言わないで」

さすがに顔色も悪いし、毎日こんな思いまでして登校しても、学校でまともな生活は送れていないはず。でも、何も連絡きてないし・・・。

母「ちょっと、先生に聞いてみるわ。何が起きているのか母にはわからない」
子供「絶対にダメ!もう、何も言わないで!」

え?これって、怖いの先生やん!?

どうやら、先生は学校を休んだり早退したりすると、教室にいる生徒に休んでいる生徒について非難するような言動をされていたようです。
また、病院に行ってから登校するので給食にギリギリ間に合うくらいになると伝えていても「何時に来るのか?」「何をしているのか?」と今何をしているのかの確認の電話が入っていました。

正直、発達外来なんて予約をしていてもものすごく待つことが多いので、私だって予測できない・・・。なんなら病院に直接聞いてくれ、と言いたくなるくらい。

そして登校すると質問の嵐だったらしい。

子供は口頭で、連続して質問されると混乱してしまい答えられない。だから、大事な連絡は「書いて」伝えてほしいと言っているけれど、この先生は絶対に書いてくれない。
この時も、口頭でどんどん質問され、モゴモゴしていて「質問にはきちんと答えなさい」とさらに責められた。

こんな毎日で、支援会議の後やこの先生以外と保護者が話をしたときは、大抵、終学活で色々と先生に質問されたり言われたりで、とてもしんどいから「もう、何も言わないで」になった。

学年が終わるのをひたすら待つ

「そんなのおかしい!」
学校が辛いのに休めないなんて辛すぎる。

先生が、子供にとって、辛いこと、困ること、いやなことを毎度毎度他の先生が知らないところでやっていることが本当に嫌。
さらに「親が言ってることは間違ってるから」とも言ってたらしい。
親子の分断図ってる!?

支援コーディネーターや管理職にも相談してみたけれど「担任に言っておきます」なので「お願いだから、子供が辛い思いをするので言うのはやめてください」としかいえず・・・。

あちこちにコソコソと相談という名の情報収集をしました。
結果、分かったことは「この先生を刺激してはいけない」ということに行き着いた。

すでに3学期。
子供は「あと少し、我慢する」とのことなので、親も刺激しない程度の問合せでなんとか乗り切りました。

終わりに

中学校は3年間しかありません。そのうちの1年間で自信を失い、先生への信頼を失い、やる気も失いました。
思春期のこの多感な時期に、信頼できる大人がいること、自信になるものがあること、やる気があることがあるとないとでは、違ってきそうだなーと思いました。

でも、この時期に「大人だからって正しいとは限らない」ということも身をもって感じられたと思います。自分の直感に自信を持ってほしい!

学年が変わり、先生方もガラッとかわられました。うまくいかなかった先生は学校を出られたのでとりあえず一安心です。

今年の先生との関係性がどうなるかわかりませんが「前提の確認」「連絡系統の確認」「役割分担の確認」など、昨年1年間すれ違ったことは最初に確認したいなと思いました。

子供は今、元気に登校しています。登校時間も入学当初と同じくらい。
親にできることは普通級の子たちと同じように情報をもらえるよう、動き方を考えること。先生方は忙しい。だから、手間を増やすだけでなく、減らせることも一緒に提案していけるようにしたいな。

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