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「学校休みたい」から「この学校にこれてよかった」に激変した理由を考える

以前に、「学校休みたい」関係の記事を書いていました。最後に書いた「学校を休めない」が1番の悩みで解決が難しい、から2年がたち、高校生になりました。

現在は「この学校にこれて本当によかった」「学校が楽しい」と今まででは考えられないモチベーションで学校へ通っています。朝も早いのに、遅刻もせず毎日駅へダッシュしています。(ギリギリの日が多い模様)

高校生になって「かわった」という一言ですまされないくらいの「激変」の理由はなにか考えてみました。感覚としてありますが、言葉にするのが難しかったので残したいと思います。

今までの記事

一言でいうと、入学した高校が「安心できる空間だったこと」ではないかと思います。
・不安を伝えたときに、まずその場でできることを教えてもらえる。
・1人の不安を全員の不安として対処してもらえる。
・ルールの説明は具体的で簡潔

「特別扱いはできません」でなく、困っている、助けてほしいと伝えたら、持ち越しするのではなく、その場で可能なことを教えてくださったり、いつから対応できるのかを教えてくださいました。

また体調不良の対応など、誰でも不安になることに対しては、学年集会など全員がいる場で、具体的な対応方法を先生から伝えられました。これに子供はとても安心したといってました。
そして、高校生活が始まったときに「許可」をもらえて、子供たちは安心して行動できると思いました。

なぜ「許可」がほしいのか?
それは、中学生時代には許可がないことをしてはいけなかったからです。先生がOKと言わないことは、自分で上手に説明できない限り注意を受ける可能性が高いのです。もしくは、他の生徒から注意を受けます。

どうしても高校受験を控えていて内申点が気になるので、許可がでていないことはかたくなにやりません。それで体調が悪くなったとしても・・・。

うちの子は、なんとか学校が楽しく登校できるようになりました。ただ、これが卒業まで続くかどうかはわかりません。
どこかで何かある可能性は高いと思いますし、そろそろ何かありそうだなとは思っています。

今までの「休みたい」と言ってた時期に壁になったこと。
それは、子供との時間をどう確保するか、です。

親の仕事、子供の学習、体験等、両立するのは不可能に近いです。
家庭によって地域によって環境が違うので「これがいい」という特効薬がなく、不安の中、自分で探してもがいていくしかありません。

さらに、色んなアドバイスが降りかかってきます。
「そんなあれこれできません」「え、あれとこれは矛盾しません?」と、頭を抱えることも・・・。

私が1つだけやったらいいと思うことは「腹をくくる」こと。
どう腹をくくるかはそれぞれです。でも、片手間で片付くことではないし、繰り返す可能性も高いです。
中々難しいことではありますが、腹をくくって向き合うしかないと思いました。


ここからは事例となるので有料とさせていただきます。

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