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微弱電流入門編「ハイエンド機と安価な機器の決定的な違い」

微弱電流治療器。いっぱいありますよね。

一言で言っても、微弱電流治療器ってものすごく幅が広いんです。

正直、今は「微弱電流治療器=1000μA以下の電流」という概念しかなく、多くの機種が出ているのにも関わらず



微弱電流治療器=全部一緒


と捉えられています…


これは勿体ない!!!

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そもそも…

✔ 微弱電流って何?
✔ 微弱電流治療器の種類って?
✔ 高いのと安いやつの違いは?
✔ 機能、性能が異なるとどうなるの?
✔ 結局、何に効いてるの?どういう時に使うの?

ということが理解できていないと、治療器なんて購入できませんよね。笑

結構…


「微弱ってなんだかわからないけどいいらしいぞ〜〜〜!?」

で飛びついている人多いと思います。


まぁ、使ってなんだかわからないけど効果がでちゃうのであればいいっちゃいいんですが…。


がしかし!!!!!!!!!!


リアル物理療法マガジンを読んでいただいている

✔ 向上心があり、勉強意欲の高い方
✔ 人の役に立ちたいという信念がある方
✔ 物理療法が好きで、もっと活かしたいと思っている方


そんな方達には、それで満足してもらいたくはない。

巷にいる、


「微弱電流っていいよね〜、なんでか知らないけど効いちゃうんだよね〜」

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という、軽いノリの先生と肩を並べてほしくありません。


また、正直申し上げます。


よくわからないで微弱電流治療機の高級機を買わされたにも関わらず、まったくもって使ってない。

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そんな先生、かなり多いんです。


なぜそれが言えるのか?も、お伝えします。


今回の記事は特殊です。



入門編


です。

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この意味は、まずは微弱電流治療機の種類や価格帯の違いの「なぜ・何?」に関する情報をお伝えします。


その後、別記事にて理論編をお送りいたします。


結局、順番に学びたい方が多いと思うのですが、正直あんまり面白くないし、難しいので多分興味もわかないと思います。笑

なので、雑談を交えながら、微弱電流療法の世界について大まかに知っていただきたいと思います。



これがマガジンの醍醐味!!!


これは教科書ではありませんので。


更に、セミナーも準備しておりますので、詳しくはそちらで学習していけるように準備中です。(基本的には無料でどなたでも参加可能になる予定ですが、そこでは今回の内容は全てはお伝えしません。)


理論編はそのセミナーの補足+αになります。


だから、リアル物理療法マガジン購読者は損はしないどころか、更に差別化できます。

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だ・か・ら


まずは



「巷にいっぱいある微弱電流治療器ってこういう違いがあるんだなー」

を理解していただきます。

その後、



「え?じゃあこういう症状のときってどうすればいいの?」


という疑問が湧いてきた時に、勉強意欲が湧くはずです。


え?湧かない?


湧かなかったらこの業界にいる意味ってry)...


失礼しました。


意欲的にならない状態でのインプットは、正直言って頭に全く入りません。


というわけで、少しでも微弱電流治療器について興味を持ってもらうための入門編です。

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結論


先に結論から言います。


「安価な機器でもハイエンドな機器でも同じような効果は出せます。」

以上。

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え?じゃあ高い機器っていらないじゃん?と思った方も多いハズ。

そんなこと言ったら、僕がメーカーさんに◯されます。笑


「同じような効果」は出せますが、決定的な違いがあります。今回の記事はそれについて説明します。


じゃないとメーカーさんに僕が◯されます。笑




微弱電流治療とは?

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微弱電流治療とは、文字通り、弱い電流を体内に流す電気治療です。

1mA(ミリアンペア)=1000μA(マイクロアンペア)未満の小さな電流を組織に通電し、身体組織の再生・修復を図ります。

微弱電流刺激 (MENS: Microcurrent Electrical Neuromuscular Stimulation)とも呼ばれますし、Neuromuscularを外してMESと呼ばれることもあります。また、日本ではマイクロカレント療法(MCR:microcurrent)とも呼ばれることがありますが、意味は同じです。

僕は略語表記ではなく、「微弱電流」として常に言葉にしています。

日本人ですから。

というのも半分本当で、半分冗談です。


患者さんに対して

「MENS」(メンズ)

とか

「MCR」(エムシーアール)

と言っても、ピンとこないと思います。

ストレートに

「微弱電流」(びじゃくでんりゅう)

といえば、すぐに

「ああ、弱い電気なのかな?」

と認識してもらえると思っているのでそう呼んでいます。


微弱電流療法の設定

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電気治療ですから、電気の流れ方の特性や設定を理解する必要があります。

このあたりはまた別記事でも書きますので、簡単に説明します。

・極性
・電気強度
・刺激周波数
・波形
・通電時間
・通電率

この話は電療全般の話にもなりますので、もう一度髙原先生の記事も振り返ってみましょう。

微弱電流療法で特に大事なのが

・通電時間
・通電率
・極性

です。他の部分もものすごい大事なのですが、これだけ理解すればとりあえず最低限の使い分けは可能です。

後半ご説明いたしますが、電気の強さ自体はあまり考えなくて良いです。極論ですが、本当です。(個人的見解)


研究ベースでは様々なことが言われていますが、正直、体内にどのぐらいの電流量が入っているかはなかなか測りづらいですし、狙っている組織にどれだけの電流量が入っているかなんて計測できるわけがありません。

計測できない、不明確なものに関して追求してもあまり意味がないと思いますので、あくまでも


「このぐらい流せば届いているかな〜?」


ぐらいの印象で大丈夫です。

電気が流れていれば、何かしらの変化は起こります。

※症状、状態によって電流量は変えたほうが良いですが、あくまでもエビデンスベースの話ですので、実際にそれで効果が出ているかどうかは現場で検証してみて下さい。


ポイントになる設定についてまとめていきましょう。


・通電時間

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通電時間です。これに関してはどの機種を使うかによってかなり変わります。

安価な機器とハイエンドな機器(値段の高い機器)との大きな違いとしては通電時間に圧倒的に差が出ます。

具体例でいうと例えばオスグッド・シュラッター病。

■安価な機器

 ・通電時間:最低15分以上(ハナウエ談)

■高価な機器

 ・通電時間:15秒(ハナウエ談)

で同じような効果は出せます。


これってすごくないですか?

それぐらい、圧倒的に時間が短縮できるのが機器の値段の差として出てきます。(と、僕は思っています。)

ちなみに、僕の場合は通電時間はもうちょっと取りながらコミュニケーションして3〜4分(かかっても5分)ぐらいで終わります。

あ、あくまでも通電時間ですからね。

その後、生活指導や運動指導などは行います。これやらないと戻るというか、症状の改善はしないですからね。


通電時間が短縮できる意味はあなたは理解できていますか?


その内容が説明できない方はこの記事を読み進めてみて下さい。


分かっている方は入門編ですから、読まなくて結構です。


・通電率

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次に通電率。

微弱電流です。弱い電気です。ということは、どれだけ組織に弱い電気を届けることが出来るか?がものすごく重要です。

よって、考慮しなければならないことがたくさんあります。

・電流量
・電圧
・周波数
・皮膚抵抗
・水分量
・プローブやパッドの違い
・導子の面積

ざっと見てもこれだけあります。量は多いですが、覚えてしまえばそんなに難しい話ではありません。

損傷している組織、狙っている組織に、いかに効率よく通電させるかが非常に重要なのです。

電気治療で「効果が出ない」ときはこの通電率をあまり考慮せずに行っている場合も多いですし、

そもそも解剖学的知識が欠如している

そもそも症状についての理解が足りていない

なども考えられますが、そのあたりは何が原因で効果が出せなかったのか?をあなたなりに検証を繰り返してみて下さい。


その機器がどれだけの事ができるのかを理解して、ちゃんと通電率を考慮して電気を組織に届けることができたら、必ず変化は起こるはずです。


変化が出せているから問題ない。通電率の考えもバッチリ。

という方はこの記事は読まなくても大丈夫だと思います。


・極性

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電気治療器には+(プラス)と−(マイナス)があります。

この、プラスマイナスの極性を選択することで、どのようなことが起こるのか。もちろん、理解していますよね?

この記事を読んだのであれば!

ちょっとこれに関しても後ほど、補足します。


この記事は読んでおこう!

ちなみに、余談ですがこの記事は必ず読んでおきましょう。微弱電流療法が更に注目されるきっかけとなった番組です。

※この写真で桐生選手が使用しているフィジオナノは残念ながら現在販売されておりません…悲しい…


さぁ、ここからがあなたの勉強のお時間です。

冒頭の部分で満足された方も多いかもしれません。

それは知った気でいる方ですね。

ここからが差が出る内容になります。煽ってすみません。

リアル物理療法マガジンを読んでいる方々にはもっと多くのことを知っていただきたい!

ので、ここから先は有料部分になりますが、読み進めてみて下さい!


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