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この時期によく見かける、ポピーのような花。
ナガミヒナゲシという名前だと知ったのは数年前でした。漢字で書くと長実雛芥子、実が細長いからだそうです。

検索すると、名前の後ろに「毒」とか「駆除」とかついた予測変換が出てきます。

外来植物で繁殖力があることから、注意すべき植物として、自治体によっては駆除を呼び掛けているようです。確かに、農地で繁殖したら大変なことになりそうです。

例えば、

通勤途上に群生している場所があるので、
「実がなる前に駆除しないといけないのかなぁ」
「でも誰が管理している場所なんだろう?区?都?」
と思いながら通っていますが、既に花びらが散って実になっているものも多くなってきました。

侵入生物DBというものがあることを知りました。

こちらは駆除すべきというトーンではないなと思っていたところ、まさに私の疑問に答えてくれるサイトを見つけました。きちんと専門家のコメントまであります。

「見つけたら引っこ抜く!」をしなくて良いようで、良かったです。

園芸用の種子として販売されていないということは、鑑賞用にしている場合も、どこかの株か種から育てたということなのでしょうか。
輸入作物に種が混入していたこともあるようですので、ナガミヒナゲシが領土拡大を目論んで侵略してきたわけではなさそうです。可愛い顔して、お主も悪よのぅ、と思いかけたのですが、可愛いだけだったみたいです。

まぁ、オーストラリアぐらい制限を厳しくしないと、人や物についていることもあるでしょうから、防ぎ切れないのでしょうね。

それで思い出したのが、ホンビノス貝。
船についていたとか、バラスト水(*)に混じっていたとかいう説がありますが、生態系は壊していないようですし、貝に罪はありませんね。何より美味しいのでOK!
砂抜きをしているとベロベロと出てきて、なんだか可愛くなってしまい、”ホンビィ”と名付けて愛でていました(もちろん食べました)。

*バラスト水問題では、もともと生育していない世界の港で日本のワカメが育っていて迷惑がられているとか……。ヘルシーだから食べてごらん、と勧めてみたいです。

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