人事のお仕事（新人編）

新卒で入社した新入社員たちの集合研修で希望の配属先を聞くと、人事の希望者も一定数います。何人も配属できるわけではないので大半は夢破れてしまうわけですが、新人なりの勘違いもあります。

就職活動中は採用担当、研修中は教育研修担当との接点が主になるので「あんな仕事をしたい」と思うのかもしれませんが、会社にはもっともっと色々な仕事があるものです。ですから、最初に希望が叶わなくても、まずは与えられた仕事をこなしてみて欲しいです。

というのも「まずは現場を知れ」という会社もあるからです。
1年目に営業成績が良かった人を、2年目は新卒採用の担当にしている会社がありました。自らの成功体験をキラキラと語れますものね。

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もし人事に配属されたなら、オペレーション業務を厭わないで下さい。
結構います、「人事企画がやりたかったのに」という人。基礎あっての企画です。

人事業務の背景には、労働基準法だったり労働安全衛生法だったり、必ず法律があります。そして、就業規則があり、各規程があり、内規があります。
社員から問合せがあった時に、それは何で決められているかを考え、調べるだけでも差別化できると思います。

例えば、会社に入る時に健康診断を受けるのは何故だろう？
内定が出た時に条件を説明されたけれど、これも何か決まりがあるのかな？
給与の振込先は自分の口座でないといけないの？

上記は全部決まりがあります。
「学生が健康診断は学校で受けたと言ってるんで、受けなくていいですよね？」と言ってきた採用担当。外資だから雇用契約書が英語なのは良いとして、書かれた内容が足りなかったこと。配偶者の銀行口座を書いてきたヒト。

今ではきちんとできるようになっていれば良いのですが。

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