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【美術展】ブダペスト国立工芸美術館名品展

パナソニック汐留美術館の『ブダペスト国立工芸美術館名品展 ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』を鑑賞しました。

ブリヂストン美術館(今は建替えてアーティゾン美術館)と同様、ふらりと立ち寄れる美術館だったのですが、ここも日時予約制になってしまったのですね。まさに新しい生活様式……。

ジャポニスムとして日本の芸術がヨーロッパで流行し、またその芸術が逆輸入のように日本に影響を与え……というこの時代の文化交流が好きです。
浮世絵の構図を取り上げられることもありますが、今回は釉薬の話など面白かったです。西洋では緻密に釉薬の配合など考えられていたのが、日本の
「焼いてみたらこうなった。それも味だね」(超意訳です)
という考えに、なるほど!となったのだとか。

それよりまず、ブダペスト国立工芸美術館の建物自体が美術品のようではないですか!これは現地で見てみたいものです。

構成
1章 自然への回帰-歴史主義からジャポニスムへ
2章 日本工芸を源泉として-触感的なかたちと表面
3章 アール・ヌーヴォーの精華-ジャポニスムを源泉として-
  ①花
  ②表面の輝き
  ③伝統的な装飾モチーフ
  ④鳥と動物
4章 建築の中の装飾陶板-1900年パリ万博のビゴ・パビリオン
5章 もうひとつのアール・ヌーヴォー-ユーゲントシュティール
6章 アール・デコとジャポニスム

遠目に「あれ、ガレっぽい」と思ったものがガレで、私のガレ度も上がってきたようです。アール・ヌーヴォーの芸術的なガラスには、ガレ、ドーム兄弟、そして大好きなルネ・ラリックがよく出てきます。今回はティファニーも。玉虫色といいますか、なんとも美しい色合いでした。

展示の最後に撮影可の場所があります。

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ここに衣装がある時などは明るく華やかでしたが、今回は映像が投影されていたので暗めです。美術館の外観が出てくるまで粘れば良かったかしら。

ロビーで関連映像を観ました。
ガレってこんなにイケメンでしたか?という写真が出てきました。
いやいや、他の映像もきちんと観ましたけれど、美しい横顔でした。

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ラリックは最後のアール・デコの1点のみでした。残念。
ポストカード(左下)はあって良かったです。多分、Postcrossingでは送らず、ワタクシの鑑賞用となります。

今回はたまたま招待券を入手したのですが、公式サイトにホームページ割引があり、画面を見せれば100円引きですよ~。

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