今年は早々に刈られてしまっていました。
また蔓が伸びているのは知っていましたが、蕾がついていたとは。
昼間に局地的と思われる豪雨があった日、また降る前に帰れるだろうかと歩いていると、雨雲で暗い中に白っぽいものが歩道の上に見えました。どうやら昼間の雨で、咲き終わった花が落ちてしまっていたようです。
ふと横を見ると、沢山咲いているではありませんか!
いつも植え込みの椿に絡まっていて、高い位置で花が咲くので見上げる感じだったのですが、目の高さぐらいにありました。
カラスウリの花は、多分見たことがないと思います。皆さん、昼間のうちに目星をつけておいて、夜に観察しているみたいですから。もっと繊細なレースのようで、いつか肉眼で見てみたいなと思っています。
キカラスウリはもう少し寛容というか貪欲というか、薄暗くなってきた頃に咲いている花もあれば、出勤時に萎みつつもギリギリ咲いている花もあります。……これ、キカラスウリですよね?
翌朝はもう、きゅっと丸まっていました。その日の帰りには別の花が。まだ蕾がありますので、こうして次々に咲いていくのでしょう。
うまく実ったとしても、もう一度刈られるのが常。2、3年前だったか、街路樹の中で実をつけていた個体があり、木の葉が落ちて初めてその姿を目にしました。素晴らしい生存戦略。緑や黄色のそれらは「何かあったらこれで知らせて下さいね」とMRIの時に手に持たされるブザーのような形で……。
仕事後でもまだ31℃ありましたが、猛暑日の夕方よりはまだマシになりました。外に出るとまだ蝉の声もしつつ、秋の虫の声がだいぶ聞こえるようになりました。
ま、もうどんなに暑くても残暑ですから!
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