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まずはやってみる。何かあったら修正すれば良い。合わなければやめる。

基本的な自分の考えはこういうことなのかな、と思っています。

学生時代に就職活動をしている頃、先生に言われたことを思い出します。
「はなえみさん、プログラマーいいと思うよ。フローチャートをしっかり書かずに(いいのか、それ?)とりあえずプログラムして、動かしてみてダメなら直すじゃない?その姿勢、結構合ってると思うんだよね」

え~とそれは、行き当たりばったりとも言わないでしょうか……。
全然、合っているとも褒められているとも思えなかったのですが、未だに覚えているので、記憶に残っているのは事実です。

この先生も、英文科だったのに大手電機メーカーにプログラマーで入社したという謎の経歴です。社員寮で、きちんと大学でプログラムを勉強した人を捕まえては「ここ教えて!」と習ったそうです。

プログラマーにはなりませんでしたが、先生も予想しなかった面白い職歴にはなりました。

取り立ててやりたい事のなかった私は、「将来の夢」なんてお題の作文は辛くて、その時々でひねり出していました。だから○○になりたいという長期目標はなく、とりあえず就職率の良い学校を選んで、汎用性の高そうなスキルを身に付けました。

人事になってからも「3年後、5年後にどうなっていたいですか?」という質問はあまり意味がないと思っていました。多分、「なりたい自分」と「働いてお金を貰う」ことは、私の中では直線上にないのです。

とはいえ面接官の時は、その人の志向と会社の方向性があまりにも違う場合は辞めるリスクが高くなるので、その確認のために聞くことはありました。だから、聞かれる意味もわからないではなかったのですが。

進路を変更したり、止めたり、一旦休んだりすることに、もう少し寛容な世の中であって欲しいですね。目標に向かってずっと突っ走るのも人生ですが、疲れたなと気づいて休憩する余白は必要ですし、自分で気づけるって実は凄いことかもしれません。

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