【展覧会】ダニエル・ブラッシュ展 ― モネをめぐる金工芸
21_21 DESIGN SIGHTの続きです。ギャラリー1&2を出て、向かいのギャラリー3へ移動します。
「金工芸」「モネ」で興味津々です。こちらのギャラリーは無料なのですが、入口で立派なカタログを頂き、恐縮です。さすが、ヴァンクリが支援している宝飾芸術の学校が主催しているだけありますわ。
ダニエル・ブラッシュ展
── モネをめぐる金工芸 ──
2024年1月19日(金)~4月15日(月)
21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて
ダニエル・ブラッシュ(1947-2022)は米国のアーティスト、金細工職人、画家、彫刻家、哲学者、エンジニアだそうです。入ってすぐの映像をしばらく眺めてから会場に入ると、その後ろでも映像が流れていて、彼のアトリエで行われたレクチャーのようでした。
第1章:アルミニウム、スチール、ゴールド、絵画
周囲の壁には目の粗い刷毛でサッとなぞったような作品も展示されていて、恐らくそれらの作品の話だと思います。
「これを見た人が言うんだ。”簡単でしょ。インクをつけてビシャッて”と。そうじゃないんだ、〇〇を使って1本ずつ描いているんだ」
〇〇はレタリングの道具だったかうろ覚えですが、だから1本ずつ表情が違うのだなと思いました。こういう作品は、写真を撮ってもなんだか違うのですよね。諦めました。
奥のショーケースに進みます。Al、Fe、Auとあり、私には馴染み深いです。
第2章:連作「モネについて考える」
モネも、印象派も、日本芸術も。
モネの連作が日により時間により移ろっていくように、この連作も見る位置だけでも全く雰囲気が違います。
何枚撮っても違うので、1枚だけ……。
主催の「レコールジュエリーと宝飾芸術の学校」はどこかで見たと思いましたら、KITTEのインターメディアテクで行われた『極楽鳥』でした。あの時も立派なカタログが配布されていましたね。
イベントも面白そうです。
『ダニエル・ブラッシュ展とジャズを楽しむ』(2月11日(日))
『ダニエル・ブラッシュ展と能楽を楽しむ』(3月20日(水・祝))
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