八百屋ショック

6月中旬に八百屋へ行ったら、店長一人で店番していて他にお客さんもいませんでした。会計の時に
「ここさぁ、今月末までなんだ。いま物件を探しているけど、なかなかね」
「なんですと！？」

ここは元々タバコ屋だった、老朽化していそうな小さな建物です。更地にしたら、平面の駐車場だと1台かなという広さ。建て替えるのでしょうか。

「元からそういう契約だったらしいんだよね。移転先が決まったら貼り紙しておくね」
まあ、店舗を探して契約したのは社長でしょうから、店長は知らなかったかもしれません。

通りすがりの人が「安いっ！けど持って帰れない…」と悶絶するくらい安かったのと、個売りで買えるものもあったので助かっていました。近くに手ごろな物件が見つかりますように。

せっかくお気に入りのお店があっても、ずっとあるとは限らないのが常。入居した時には「近くにスーパーがあるから便利です！」が売りだったのに、そのスーパーは震災後に耐震基準の関係でビルが壊され、新しく建ったビルには入らず、もう少し先にあった系列のスーパーも同じようになくなりました。

ただ、別の場所に昨年スーパーができたり、また別の方向へは最近勢いのあるミニスーパーが開店したりで、なんとかやっていけています。

個人店舗で買物するのが好きです。できれば八百屋の他に、肉屋と魚屋も欲しいのですが。美味しい鶏肉の専門店はあっても並んでいるし、最近移転してきた牛肉の専門店は高いし、やはりお肉はスーパーなのでしょうか。