突然のパニック発作

薄れゆく意識の中、微かに聞こえる

ピーポーピーポー

というサイレンの音。
(あの音に対する安堵感を初めて味わいました。)そして救急車が到着した頃には、すでに私の身体はほとんど動かない状態に。

なんとか最後の力を振り絞ってドアまで行き、扉を開けたところで倒れ込んでしまいました。
救急隊員の方に私の全体重を委ね、担荷で運ばれる道中、私はなぜか(これで救われた・・
と感じたのでした。※後ほど理由がわかります

それでもだんだん荒くなっていく呼吸。過換気症候群という症状です

(過換気症候群とは、何かのきっかけで、急に息が吸いにくくなり、胸が苦しくなってきて、徐々に様々な症状があらわれる「過換気発作」を起こす疾患です。 比較的若い女性に多くみられ、几帳面や心配性な性格の人に多いとも言われています。)

思うようにうまく呼吸が出来ません。
全身(顔面も)が麻痺してしまっている中、唯一動かせる口で、必死に「このまま死にませんか?!大丈夫ですか?」と救急隊員の方に確認し、困らせていたのを覚えています・・笑

この時すでに、身体は全身が動かないどころか、手足は屈曲し、グニョンと曲がっており感覚が全く無く、力を入れることも出来ないのです。

このまま元に戻らなかったらどうしよう・・そんな考えが何度も頭を駆け巡りました。






















トラウマ解消のためのカウンセリングを学んでいます。「トラウマ」は誰にでもあるものです。特別に悩んでいる人だけでなく、歯医者さんに行くような感覚でカウンセリングを受け、気軽に心を解放できる社会にしたい。共感いただけた方のサポートはこの学びに使わせていただきます!