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市民が乗れない京都市バス?必要なのは○○だ。

こんにちは。

こんな記事を見て、少し胸を痛めています。

住民税を支払っているのに、市バスに乗れないとか。少し考え方を変えてみると、京都市税の一部はインバウンド需要の法人税で成り立っているのです。私も京都市内に住んでいます。自宅近くのバス停から観光地以外の沿線であれば、何の問題もなく市バスに乗れます。乗車している人達も、お年寄りや地元の人ばかりです。

ところが、京都駅のロータリーや、金閣寺、清水寺前は様相が一変します。決して観光客がバス好きなわけではないと思います。アクセスが悪く、京都駅からバスで行くのが一番簡単だからだと思います。海外旅行へ行くと、あまりにややこしいアクセス方法はあまり選びません。言葉もわからないし、勇気がいるからです。

京都駅から観光地への直行便が6月から運行されます。乗車料金500円。同時に期待されるのがライドシェアのスタートです。タクシー会社は「TO GOLDEN TEMPLE  2500YEN」と書いた看板を掲げて、タクシー乗り場(すぐ横)に誘導すればいいと思います。家族5人なら、同じ料金です。長蛇の列に並び、その看板を見た時、何割かはそちらに流れるのではないでしょうか。


税収入の多くは法人税から成り立ちます。如何に多くの法人税を生み出すか。それが私達の生活を左右するのですから、そこに問題が生じれば、どう対処していくかの議論こそが必要なのではないでしょうか。

京都市のホテル稼働率は69.9%。2019年比で8.6%下落。主要ホテル111件のデータですが、京都市は新しく大型ホテルが乱立し、下落要因としては分散されたことが想像出来ます。

注目すべきは、48.3%が外国人宿泊者であり、内28.7%が中国からの観光客であること。チャイナマネーの恩恵を受けてきたのは京都市だけではありません。日本、そして世界が爆買いの恩恵に預かりました。しかしながら、現在の中国は過去の日本がそうであったようにバブルが弾け、経済が下向きになっています。つまり、中国人観光客による爆買い、インバウンド需要は下落することが予想されるわけです。

京都市の財政から考えても笑えません。

如何にオモテナシが出来るか。

市民レベルでも出来ることはあるはずです。




では、また。


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