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気が付いたら脱サラ状態に。資金ゼロで飲食店開業は出来るのか。

こんにちは。

ウーバー配達員デビューしました。HANAです。


今朝のモーニングショーでは、オウムが「カッコいいね〜♪」と自画自賛していました。会社を辞め、パートナーを失い、3人の子ども達を抱えたままどうしようかと右往左往している私。カッコいいどころか、余裕がありません。みんな、何も知らないのかな…と思いながら、今考えていることを伝えておこうと思いました。

さて、何をやろうにも、兎にも角にもお金がない。でも、ネットも再就職も使えない最悪な状況。さて、どうやってお金を稼ごう…。月に30万は欲しいところ。社会保険がなくなってしまったので、加入目的で派遣会社で週3日働くことも考えましたが、結局解決にならないので保留。国民健康保険と国民年金に加入すれば、6〜7万は掛かってしまいます。30稼いでも、手取りは20万弱。なかなか厳しいです。。

個人事業主とフリーランスの違いも、この社会保険と税の関係で判断する必要があるようです。まだ収益がない状態なので、フリーランスとしてスタートするしかありません。

さて、どうやってお金を稼ぐかですが、メルカリで何かを売っても、家の中の物には限りがあります。仕入れるには資金が必要。今の私には現実的ではありません。

今の生活を続けながら、何か出来ないか。

昔好きだったガーデニングや手芸も、子どもが大きくなり、私自身の仕事が忙しくなったりで、全く興味がなくなってしまいました。唯一、今でも続けていること。当たり前に日常でやっていること。

料理です。

料理なら、資金と言えど、食材で済みます。料理でなんとかならないか。そう考えるようになりました。

晩ごはんの宅配がやりたい。

フルタイムで働きながら、シングルマザーとして3人の子ども達を育ててきました。仕事から帰って、ご飯の支度、洗濯、洗い物、子ども達をお風呂に入れる。ヘトヘトになりながら、倒れそうになる日々を経験したことがあります。子どもが大きくなるにつれ、徐々に大変な日常から抜け出しました。その中でも、大きかったのは家事代行でした。料理が得意な主婦の方に自宅に来てもらい、4日分の作り置き料理を作ってもらいました。仕事から帰ったら、レンジで温めるだけ。コスパも素晴らしく、本当にラクでした。

そんな経験から知っていることは、日本のお母さん達はまだまだ家事を手放すことを知らないということ。何もかも、全部自分でやるのが当たり前。でも、今の社会と逆行しているように感じます。パワハラが禁止され、残業が禁止され、リモートワークが普及し、ワーケーションが許可されました。社会は、働く人達の体や精神に負担を掛けないよう、変化しようとしています。母親業もそれと同じ。手放せる家事はどんどん手放して、業務改善をしてほしい。それによって出来た新たな時間は、あなたの新しい趣味や遊び、仕事など、好奇心の赴くままに使ってほしい。それが社会の循環をもっと良くすることに繋がるから。

そんなことを思いながら、どうやれば宅配食が運営出来るのか調べてみました。

壁① 食品衛生責任者
壁② キッチン
壁③ デリバリー以外の販売場所

壁①は簡単でした。調理師免許がいるのかと勝手な想像をしていましたが、食品衛生責任者の認定を受けるだけです。しかも保健所で約8時間の講習を受けるだけ。1日で完結。そうとわかったので、すぐに申し込みました。費用は10,500円。

壁② キッチン。これが一番悩ましい。
自宅のキッチンが使えません。キッチンの飲食店営業許可が必要ですが、食品衛生法で居住場所と別にすることと定められているためです。

調べてみると、パンデミックによりゴーストレストランが増加しているとありました。店を持たず、営業許可を取ったキッチンを使ったデリバリー専門店です。レンタルキッチンや、シェアキッチン、間借りキッチンなどもあります。

私の場合、資金ゼロなので店舗を持てません。こういう、一時利用のキッチンでテスト運用をするしかありません。ただし、居抜きテナント(前の借り主が使っていた店舗そのまま)を借りるより割高です。ほとんどの場合、時間単位レンタル、もしくは昼と夜の部に分かれています。もちろん夜は割高です。キッチンも、鍋などの調理器具が使える場所とそうでない場所があります。食材や調味料も、都度持参する必要があるため、車でないと運べません。駐車場料金も必要ということになります。

レンタルキッチンは飲食店営業許可を取得している所を選ぶ必要があります。中でも、お弁当であれば惣菜の許可、パンやお菓子であれば菓子の許可を取っているキッチンが必要なります。

壁③ デリバリー以外の販売場所。
食事の宅配ですから、かなりの小規模スタートです。でも、レンタルキッチンに食材。経費はそれなりに掛かります。入口が一つだと、すぐに行き詰るはずです。

他に何か出来ないか。

ふと思い出したのが、お弁当の手売りです。ビジネス街で見たことがありませんか?お店があるわけでもなく、道端でお弁当を売っている人達。調べてみると、違法にならない販売方法が一つだけありました。

移動販売です。

もちろん、キッチンカーなどではありません。定義としては、リヤカーで販売するのはOKだそうです。道の妨げになる販売方法がNG。移動が出来れば大丈夫と。不思議だったんですよね。「焼き芋ぉ〜」は当たり前の販売方法なので。

で、思い出したのが、キャンプ場の定番。キャリーカートです。お弁当を運べる上に、テーブルも取り付けられる。ちょっと低めですが、テーブルにお弁当を並べて、販売が出来ます。

あとは食品表示法に基づくラベルをお弁当に貼る必要がありますが、これはラベルを自作すればいいだけです。印字にこだわらなければ、手書きでもいいわけですから。

あと、レンタルキッチンでもイートインスペースが一緒になった場所もあります。そうなると、3つの販売方法が確保出来ることになります。デリバリー、イートイン、手売り。

レンタルキッチンの昼の部でも、10時〜17時くらいの時間帯です。17時以後は帰宅する会社員向けに手売り販売が出来そうです。

ここまで調べて、なんとなく光が見えてきました。営業形態としては可能かもしれないと思えるようになってきました。

さて、次に気になったのはデリバリーです。本当に売れるのか。実態調査を兼ねて、ウーバー配達員に挑戦です!

結果としては、やってみてかなり勉強になりました。店舗を持つ方にも有益な情報になると思います。

次回は、ウーバー配達員をやってみてわかったデリバリー業界の実態をお届けします。


では、またお会いしましょう!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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