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人を判断する時の話

私は年齢・性別も含めた外見で人を判断する事はない。
特に仕事の上では、自分が若い頃に年齢・性別で差別されてきたこともあり、外見や役職を含めた既成事実で判断する事はまずない。

1人の人間としてリスペクトできるかが私の判断基準である。

例えば、スーツを着てるリスペクトできない人と、スーツを着てないリスペクトできる人がいたら、間違いなく後者と関係を持とうと思う。スーツを着てないととか、派手なネイルはとか、派手な頭髪はとか言う人はいるけど、見た目がちゃんとしてるだけで仕事ができるのであればとっくに全員そうしてるわ、と思っている。
もちろん最低限のルールとして、清潔感レベルの事は、仕事・プライベート関係なく、人と人が気持ちよく共存するために必要だと思う。

年齢が若くてもリスペクトできる人はいるし、そもそも年齢なんて先に生まれただけのただの数字だと思っている。
最初から馴れ馴れしくタメ口で来る人は、年齢が上であれ下であれ苦手だが、ある程度関係性ができた人で、敬語で話し続ける事がコミュニケーションの障壁になるのであれば、年下からタメ口で話されることも気にしないし、年上にタメ口で話すこともある。

役職が世間的にどれだけ偉かったとしても、私は変わらない。大企業の社長だろうが平社員だろうが、同じ1人の人間として見ることにしている。ゴマをすって接待しようとも思わないし、「忖度」なんて何より嫌いだ。
外見や役職で人の上下を判断するような面倒な人は、とりあえずヨイショしてその場を終わらせようとやり過ごす事もあるが、そういう人とは関係が深まる事も深めたいと思う事もない。一線を引いて踏み込むことも踏み込まれることもないように過ごす。

ある程度年齢がいって、仕事のスキルがついてきたからできていることではあると思うが、仕事に対する人間関係のストレスはなくなったし、そうやって関係を構築してきた気持ちの良い人達と仕事ができるようになった。

プライベートも、年齢を重ねていくにつれて、必然的に狭く深い人付き合いになっていくが、同じような考えの人達が多い。
すごく素敵な人達に恵まれたなと思っている。

自分の周りの人たちが自分自身を作ると思っているので、自分を上げるためにもとても大切だと思っている。いい影響をもたらしてくれる人達と、時には刺激し合いながら、長く気持ちの良い関係を築いていきたいと思っている。

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