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「絶対定時で帰る先生」を読んだ感想


泣いた。続き早く読みたい…。
みなさま、ぜひツリーのリンクから全部読んでください🙏

それにしても、黒田先生の1日がリアルすぎる。

上司が働きすぎて、それこそ毎日てっぺん回り、朝は6時に出勤してたら倒れて入院、1ヶ月休むってなったことがあった。
(いまおもうと、業務改善しようとはならなかったな…職場…その先生のお仕事は全部きれいに我々に振り分けられた)

結局、多くの先生に響くのは「生徒のため」なんだよな。他の先生とかに注意されるより生徒に言われるのが刺さるよね。先生て根が真面目な人が多いから無理なこと言われても「努力でカバー」しちゃうのもわかりみ。

そして白兎先生ね。

定時で帰り、部活も見ず、「無理ですやりません」てはっきり言う人ってめちゃくちゃ疎ましがられて嫌味言われてたけど、、

リプ欄見てると「白兎先生は間違ってない」ていうのもちらほらあり、時代の流れだろうか?

確かに間違ってはないんだけど、程度の差こそあるが「黒田先生のような先生」が学校を回しているのは事実であり、そういう先生たちが9割の中で定時に帰るというのは

間違ってないけど、間違っている

という雰囲気になる…というのが実体験としてある……(ママ先生1年生時代を回想中)

でも結局、それは定時内のはたらきぶりによるのかなぁ。部活ない日は絶対定時で帰る先生いたけど、仕事は全部きっちりこなして、生徒との信頼もあつかった先生は「ああ、あの先生は定時に帰るからね〜笑」て感じだった気もする。あと、白兎先生ほど頑なじゃない。なにかあれば残ってて遅い時間もいたな。まぁ、帰っても家で仕事してるって言ってたけども……

そして「でもしか先生」てワードも久々に聞いたな〜笑

私が初任の時、「山」て呼ばれてる先生がいて……

(「山崎さん」とかではなく、仕事しない動かない、力で分掌業務をほかの分掌にねじ込んで自分の仕事減らす、みたいなことをしていた。先生方3階に集まってください!生徒が〜みたいな時でも座っててもはや逆に名物だった)

その山先生(仮名風)が、なにかのタイミングで、昔は「でもしか先生」でやっていけたんだって話してた。

大学院とかまで行ってどっぷり研究して、そこから研究者にはならない(なれない)人でも、とりあえず先生になっとけば食っていける時代だったって言ってた(そういう人は専門性高いので、それはそれで重宝されてた)
昔は、先生って職の給料もよく、待遇もよかったからそういう道もあったけど、今は「でもしか」と言いながら先生になる人なんていない。って。

この話されたの10年くらい前だけど、いま本当にそうなったね。。「しかできない」て時代でも、なくなってきてるしね。

そんで、その山先生も、言ってた。
「無理して死んだら、元も子もない」って。

山先生自身がもうすぐ定年って年なのもあり、働きすぎて亡くなった同僚や友達の話には事欠かなかった。朝出勤したら職員室で倒れてて…ってこともあったらしい。
「また山先生さぼってるよ…」と言われていた山先生自身も、私が育休中に倒れて入院、早期退職した。

学校には学校の正義があって、あたりまえがあって、みんながいつのまにか決めちゃってた「すべき」がある。

「学校の当たり前」のなかにいたときからしたら、今はわりと客観的かも、よくもわるくも。

先生たちの「こうありたい」と、健やかに持続可能に働くことが、いいバランスになることを祈りつつ、この記事を閉じたいと思う。

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