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会社員デザイナーが給料を上げるには?

ツイッターでデザイナーの給与をまとめたツイートを見かけました。

デザイナーは一般的にあまり給与が高いとはいえない職種ですが、運がいいことに私は社会人になってからずっと年収が上がり続けていて、冒頭のデザイナーの平均年収よりは高い水準の給与をいただいています。
私は決して天才のようにデザインがうまいわけでもなく、大企業に勤めているわけでもありません。

今回は、会社員として働いているデザイナーの私が心がけてきたことをまとめてみました。
会社員のデザイナーで年収を上げたいという方向けの内容だと思います。(フリーランスや副業の場合は事情が異なります)

おまけとして、実際どれくらい給料をもらっていて、どんなことにお金を使っているのか、家計簿と年収の推移などもお見せしています。
※個人的な内容になるので途中から有料にしております。

デザインのセンスや技術を向上するだけではなく、会社員としての価値を上げたい、そんな方の参考になれば嬉しいです。


私の仕事内容

職種:
グラフィックデザイナー。
都内のベンチャー企業のデザイン部署に勤務。役職なし。

仕事内容:
自社のデザイン制作業務全般。
自分で制作するのがメインだけどディレクター的な業務もあり。印刷物やWEBを中心に、スライド資料やオフィスの内装など、ビジュアルに関わることは何でもやります。

スキル・資格:
Adobe Illustrator、Photoshop、InDesign、XD、PowerPointなどが使えます。
資格は特になし。(運転免許すらもってない…)

20代の頃は、「いずれはディレクターになったり、役職についたりしないと低い賃金のままなんじゃないか…でも自分はずっと制作する立場でいたいし…」とキャリアに迷うこともあったのですが、30代になり、自分が制作を続けながらもきちんと年収を上げることができていて、その点ではとても満足しています。

デザインの良し悪しと給与は関係がない

個人的には、会社員ならデザインの良し悪しと給与はほとんど関係がないと思っています。(最低限のスキルは必要ですが。)
つまり、デザインがそこまで上手くなくても給与を上げることはできます

デザインが上手い人って、上を見ればとんでもない数がいます。もちろん良いデザインを作れることは基本だし、デザイナーとしてデザインが上手くなりたい気持ちは私もずっと持っていますが、会社員として働くなら、会社にとって「辞められたら困る!」という存在になることが重要かなと思います。

デザインの良し悪しだけでなく、自分の仕事がきちんと会社に貢献できているかという視点で考えることが大事だと思っています。

ということで、これまで自分が会社に貢献できたと思うポイントを具体的に2つ、挙げてみました。

①頼まれたら何でもやること。

仕事内容にも書いたのですが、私の仕事は多岐にわたります。

グラフィックデザイナーという肩書きですが、印刷物だけでなくWEBサイトも作るし、スライド資料やオフィスの内装も頼まれます。必要なら自分でキャッチコピーも考えるし、イラストも描きます。
もちろん撮影はカメラマンに頼むし、コーディングはできないのでコーダー にお願いします。
自分でできないことは、助っ人や協力会社を手配し、ディレクションをして、依頼を実現しています。

「私はグラフィックデザイナーなので印刷物のデザインをするのが仕事です。」と言う人もいる中で、私は基本的には何でもやってみる精神で仕事をしています。
正直、これは私の仕事ではないのでは?と思うことも多々あるのですが(笑)挑戦すればするほど新しい発見がありスキルもたまって、給与も上がっていくのではと思います。

②他のデザイナーが使えないソフトが使えること。

1つ目はInDesign(インデ)
イラレやフォトショに比べて、実はインデは苦手だったり使いこなせていない人が多いので重宝されます。ページ数の多い雑誌やカタログの仕事だとインデの方が楽だし早いです。
さらにデータ結合などをうまく使いこなせるとミスなく効率化できます。仕事が早くて正確だと当然評価が上がります

2つ目はPowerPoint。Googleスライドで代用することもあります。
デザイナーでない人はAdobeソフトは扱えないので、自分たちが編集できるオフィスソフトの形式でスライドや資料を作ってほしいという要望が結構あります。デザイナーはそもそもオフィスソフトを使ったこともないという人も多いので、パワポでもデザインができるというのは結構強みかなと思います。

これにはもう一つ利点があって、些細な修正に時間をとられずに済みます。イラレで資料を作ってしまうと、例え一文字の修正でもいちいち修正の依頼が来て、修正してPDFに書き出して送って…みたいな手間が都度発生するのですが、パワポで納品してしまえばその後の小さな修正は自分たちでやってもらうことができます。

以上が、私がデザイナーとして会社に貢献できたかな、と思うポイントです。
参考になれば嬉しいです。

おまけ

ここからはおまけですが、私の実際のお金事情です。

今月の家計簿

2022年7月の家計簿はこんな感じ。
※細かい数字は省いています。

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