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「休む」ということ


焦っているとき
追い込まれているとき

そんなときにまずできないこと。
でもまず必要なこと。

それが

「休む」ということ

だと思っています。


私は10ヶ月間休職しましたが、
最初の4ヶ月間ほどは
気が休まる時間はありませんでした。


常に
「早くこの現状を変えなきゃ」
「早く次にやりたいことを決めなきゃ」
「早く転職先を見つけなきゃ」
という焦り。


そして
「休んでいる私には価値がない」
「上司、同僚に迷惑をかけて申し訳ない」
「同僚はきっとみんな私の悪口を言っているに違いない」
「遊んでいる、ずるいと思われているのでは」
という自分責め。


この2つが常に思考を支配していて、
休まるどころか、
息が詰まる一方でした。


そんな私が変わるきっかけになったのは
友人のお母様でもある
キャリアコンサルタントの方にいただいた言葉でした。


「はなさんにまず必要なのは、休息だと思うよ。」

「今の状態では、やりたいことも、
はなさんにぴったりあった職場も
見つかりづらいんじゃないかな。」

「いい環境をみつけたかったら
まずは自分が満たされないと😊」


いろんな方に話を聞かせてもらってきましたが
この言葉が一番すっと入ってきた言葉でした。

「腹落ちする」とはまさにこのことで、
自分でも不思議なくらいこの言葉に納得し、
心の底から「休むことに集中しよう」と
覚悟が決まりました。


これが休職4ヶ月目のことでした。


そこから2ヶ月は
全力で休みました。


それまでやっていた就活を全て断ち切り
勉強も断ち切り

旅行や友人とのおしゃべり、
カフェや甘いもの、美術館など

自分がしたいこと、
自分の好きなこと
(好きだったはずのこと)
に時間を費やし続けました。


2ヶ月ほど経った頃、
気づけば自然と心が軽くなり、

趣味にすら関心が持てなくなっていた私に、

本当にごく自然と
「あれやってみたいな〜」
「こんな仕事したらどうかな〜」
という感情が湧くようになっていました😌🌿


この2ヶ月で私が行なっていたのは
「重りを外す」
という作業だったんじゃないかなと
思っています。


今まで重く重く引きずっていた
「人の意見」
「人目」
「早く結論を出すこと」
「親を安心させること」
などの重りを一つ一つはずして
ナチュラルな自分に戻すこと。


何か自分が楽しい気持ちになることを
日常に加える前に、
もしくは加えると同時に、

自分にとってストレスになっているものを
一つ一つ外していくこと。


これが「休む」ということなのかなと思います。


重りを外してナチュラルに戻すこと

これはシンプルなようで案外難しいです。


とくに毎日組織の中で働いていると、
時には重りを外すことにも
大きなエネルギーを必要とします。


休職期間というのは
重りを外すのにもってこいな
貴重な時間なんじゃないかなと思います🌿


これまでの人生で
いつの間にか増えすぎた重りを一度おろして、
ナチュラルな自分で世界を見つめ直すと

私は本当に心軽やかになり、
自然と次のステップが見えてきました😊


「休職したはいいけど
まったく休めている気がしない」

「焦りが募るばかり」

という方には

ぜひ、「重りを外す」という休み方に
フォーカスしてみて欲しいなと思います☺️


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