なるようになると思えるようになったこと

今年の2月半ばから働き始めた職場も8月には半年を迎え、ようやく慣れ始めてきた。

それまでは長くても3ヶ月程度の派遣を辞めたり、始めたりを繰り返し、長期といってもどのくらい続けようかなとか居心地良ければ雇われの身の楽さに案外Max3年とか続けてしまいそうで、心のどこかで前の時代の働き方に戻ってしまうことにどこかやばさを感じつつ、ひさびさの有給休暇のありがたみを感じて3ヶ月の更新を決めた7月はじめ。

とりあえず仕事の余力はあるし、人間関係に一部しんどさと環境に多少の不満はありながらもまぁ家から近く地元では時給が高い方だし、毎月安定した収入も入ってくるし、次また探して慣れるのも時間かかるししばらくこのままそれなりに続けるだろうなぁと思っていた矢先、7月の終わりに事態は突然急変。

私がこちらに入ってからずっと助けられてた人が近々やめるかもとなって、正直その方々がいたからこそここまでやってこれた。もしいなくなったらわからないことを気軽に聞ける人もいなくなって、もともとお金も思ったほど貯まらないし、楽に楽しく働くことでお金や福利厚生面で我慢してるのに楽しくないとかここで働く意味ある？と思ってしまった。この仕事の楽さやゆるさに甘んじて本当は実現したいリモートワークや時間の切り売りではなく作業に対する対価をもらう働き方を試してなかったことも気になっていた。

そんなこともあり、次回更新はやめようと思い立つが次の仕事も派遣でと考えるとせめて1年は続けるのがベターかなと迷っていた。

正直、最近本当に仕事や働くということに対しての価値観がまるっきり変わり、いままではお金も稼いで人にもかっこいいとかステキだと思われたいとかフリーで稼げてることが成功で、そういう自分でいたいと思っていたけど、ぜったいこれがやりたいとかなにかを成功させたいとかそんな気持ちは減り、いまは死ぬまでにもう一度犬のいる生活をして、家を自分の居心地の良い居場所にして、楽しく毎日それなりに楽に働いてお金もらって行きたいところにいけたりしたらいいなぐらいにしか思えなくなったのもあるかもしれない。

数日前から働いていてなんかやっぱりもうこの場所いいかなとやっぱり次の更新やめようと思っていたら、10月にはいった昨日、次回更新の確認メールがきて、即座に更新しないをポチっていた。

次なにするかも決めてないし、あいかわらずお金は必要なのでまた次すぐ決まらないかもなぁと思いつつ、やる仕事の内容というよりはリモートのあるところや成果物に対しての賃金にシフトする経験をそろそろしないといけないんだろうなぁと思ったりしている。

派遣で働いてみると入ってくるお金が新卒レベル以下で実家でもお金があんまり貯めれない。大手企業での正社員はいままでめっちゃしんどかったけどお金や福利厚生の面ではやっぱりすごく恵まれてたんだなぁと思ったし、色々我慢して働いていてもいちばんお金を使いたい若い世代の給与が本当に安く、格差が激しいんだろうなと身をもって知ってこれじゃあ働く意欲を失うよなと本当に思った。

それとともに自分はある程度お金を稼ぐことをしていかないと自信がどんどんなくなっていくんだなと気づいたのとやりたいことをお金の不安でやりたいと思えなくなるので、とりあえず働くことってある意味暇つぶしであり、大事やなと思う今日この頃。

あんだけ辞めたら生きていけない、この先どうしたらいいと思って辞めれなかった昔からすれば、派手な活躍や成功はしてないけれど、まぁなんとかなるわとサクッと辞めれる柔軟性は出てきたかも。

まぁ、家族も助けてくれるしなんとかなることが本当にありがたい。