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キジトラ兄妹猫の里親になる


猫を迎えた経緯

小学生の頃から数えて17年程、猫のいる家に帰る生活を送ってきました。
猫に助けられ、猫に多くを学ぶ中で、いつしか生活の一部を猫のために費やすことが私の生きがいになっていました。

今回、実家を出て新しい猫さんを迎えるタイミングが来たため、産まれてしまった生後2ヶ月弱の兄妹猫を2匹引取り、一緒に暮らすことになりました。

譲渡初日(左てん♀、右ビビ♂)

1匹ではなく2匹なわけ

今までは家の近くで溺れている子猫を救出したり、山道に捨てられていた猫を拾ったりと、必然的に保護していたため、1匹ずつ家に迎えていました。
しかし、本来は猫も人間と同様、家族と一緒に過ごすのがベストな選択です(と信じています。)。また、新しい家に移り不安な思いをしている中、心細い思いをさせたくなかったため、初めからきょうだいの子猫を迎えられたらいいなあ、という気持ちで保護猫を検討していました。

そっくり

実際、兄妹で飼ってみてどう?

大変です。笑
初めの頃は2匹ともソファの下から出てこず、借りてきた猫状態でしたが、数日もすると家中探検したり走り回ったり…好奇心旺盛です。
子猫のうちはご飯も細かく何度も食べるため、家を長く空けることができません。(リモートワークで週の半分+土日は家にいます。)
遊び相手がいる分、寂しそうな様子はありませんが、子猫プロレスや追いかけっこで起きている時間帯は気が抜けません。ひやひやします。
しかし、とにかく かわいい です。1匹抱っこしている間にもう1匹が走り出してしまったり、うんちを踏んづけて家中走り回ったりすると気が滅入りますが笑、大変な分、本当にかわいいです。「2匹を幸せにしたい。」と思うと、仕事も頑張れる気がします。
結論として、兄妹で引取って本当に良かったです🐈🐈

子猫を保護したら

子猫を保護してから行ったことを紹介します。

  1. トイレトレーニング(初日〜)

  2. 爪研ぎ訓練(数日以内〜)

  3. 病院(数日以内〜)

  4. お風呂(数日以内)

  5. ワクチン接種(1週間後・1ヶ月半後)

  6. 爪切り(ワクチン接種と同じタイミング)

  7. 家の探検

1.トイレトレーニング

猫は、生後1ヶ月頃からトイレを決まった場所でします。
しかし、トイレを教えてあげないと、自分のトイレ(クローゼットの奥や自分が安心する場所)を作ってそこでし続けてしまうため、最初が肝心かと思います。
うちの猫は初日は緊張でなかなかトイレをせず、10分に1回程のペースで猫砂の上に置いて様子を見ました…。
一緒に砂をかいて練習したり、猫の匂いがついたもの(連れて帰ったときに包んでいた布等)をトイレに置いたり、そわそわしながら見守りました。
丸1日トイレをせず、本当に不安でしたが、なんとか自分でトイレを覚えてくれました。🚽

トイレに入れられる猫

2.爪研ぎ訓練

猫の爪研ぎで色々なものが破壊されないよう、また、猫にストレスを与えないよう、爪研ぎも覚えてもらいました。
またたびには頼らず、猫の手🐾を持って一緒に練習を重ねると、自然とできるようになりました。猫ってすごい。
爪研ぎは、縦型と横型を置いています。

すぐに爪研ぎを覚えてどや

3.病院

保護してすぐに病院に連れて行きました。
幸い近くに動物病院があったため、猫バッグに2匹を詰めて健康診断や今後のワクチン、去勢・避妊手術の時期を相談しました。
猫、健康で良かった。

初めて人間のベッドでくつろいでみた日

4.お風呂

2匹が家に来た当初、匂いがかなりキツく、家中が獣臭になってしまいました。
気合いで1匹ずつお風呂に入れました…。🚿例に漏れず水が苦手&ドライヤーが怖い猫たちだったため、できるだけシャワーの水圧を抑えたり、タオルドライを頑張りました。笑
シャンプーは、Aesopの動物用シャンプーを使ってみました。
よいです。(大騒ぎして写真を撮る余裕はない。)

5.ワクチン接種

前述のとおり、健康診断の際ワクチンの時期について獣医師さんと相談し、子猫ワクチン2回を済ませました。💉
今後は年1回で大丈夫とのこと。
2匹ともワクチン接種後の夜は少しお疲れモードでした。案外、ワクチン接種の有無は方々で聞かれます。大事です。

6.爪切り

子猫の爪は細くて鋭いです。
一緒に遊んでいる時に人間側の負傷が酷かったので、病院に行く際に爪切りをしてもらうようにしました。
今後は家で切っていければいいなあと思っています。

7.家の探検

危険な場所以外は、自由に探検させました。
匂いや安心できる場所を覚えてもらえるよう、人間は空気と化して、じっと見守りました。

ねこず「ここはどこだ…」

保護猫の受入を検討している方

近年、以前よりも保護猫に注目が集まっており、「保護猫」という存在が身近になってきているように感じます。
保護猫は、地域の自治体や保護猫団体で常時里親を募集していますし、今はアプリでも安全に保護できる時代です。(地域猫のアプリもあります。)
私は「ジモティー」というアプリで条件が合う猫たちを探し、保護主さんとやりとりを行いました。
残念すぎることに、世の中には相変わらず困っている猫、いじめられてしまう猫が沢山いる状況です。
今後猫を受入れる方は、猫たちを心から、全力で愛してあげてほしい限りです。

今後について

私は今猫とは無縁の会社で会社員として働いていますが、猫を愛するあまり夜寝る前に「世界中の猫たちに幸せになってほしい。」と号泣してしまうほどにはおかしくなってきたため、猫の幸福に貢献できる活動をしたいと考えています。

私のできることは微力of微力ですが、今後、何らかの形で貢献できるよう、尽力してまいります。

ふたご
かわいいね

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