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『じぶん流えほん』のつくりかたをかたる🍀「かぜのように」感想編

2023年10月11日絵本を初めて出版しました。既に気分は絵本作家です!😆
長年の間、絵本を描くと言っては進まなかった私ですが、やっと夢を果たすことができました。喉に詰まっていたものが取れたような、すっきりした感じがしました。

そして、iPadで描いてみて、とても勉強になったし、結果的に良かったな~と思いました。
なぜなら、私は描く作業はめちゃくちゃ遅いくせに、せっかちなのです。
作品がデータ上にあり、修正もしやすくて、すぐに送信できて、オンラインでやり取りできるって本当に早くて便利です。

実際に出版してみて、自分の新たな課題も発見することができて、次の作品でそれを更新していこう!とも思えて、前向きな気持ちになれました。
絵本を描く前の自分は、それをやらない理由を挙げて、やらない自分を選んでいたのです。やりたかったのに、やらないでいた。自分の過去のイメージに囚われてしまい、できない自分を選んでいました。
やった先の自分が想像出来なくて、そして変わることが怖かったからだと思います。
変わることって、いい事なんだなぁと最近思います。
やってみたら、やった先の自分がいて、その先も進んでみたくなりました。
今までは、変わろうとしても変われない自分が嫌でしたが、今は変わろうと前に進んでいる自分を感じているので、嬉しいです。
やってみる、ことが大切なのだと思います。

なりたいものになっている自分(絵本作家)を想像しながら、毎日少しずつ描きました。

そして完成する少し前に、とても不思議な感覚がありました。
それは、今までの経験が点だとしたら、点と点が線につながって今の絵本制作にたどりついている、という実感です。
絵を学んできた学生時代、印刷会社に就職したこと、結婚してバイト先でもPOPを書いたり、PTAの広報で誌面を担当したり、ポスターを作成したり、小学校にボランティアで絵本の読み聞かせに行ったり、パート先で似顔絵を描いたり、人と関わって生きること…全部が今につながっているんだ、と。
一時期、家族の介護や自分の体調も崩して、生活の大変さに押し潰されそうになっていたこともあったけれど、私はずっと自分のやりたいことを忘れなかったんだよな。
私ってエライ!🤗と褒めてあげました。

それと同時に、昔30年前、印刷会社に勤めていた時に、版下の作成をしてくれていた職人の方々を思いました。
当時はパソコンもまだ普及しておらず、写植機で文字を1文字ずつ拾って印画紙に印字して焼き付け、それを切り貼りして版下を作り、それを撮影して4色の版を作成(製版)していました。(オフセット印刷)
1つの印刷物を完成させるのに、デザイナー、写植、版下、製版、印刷チームの手を何回も原稿が渡りました。デザイナーの無理な修正依頼にも、撮影し直した文字を寸分違わず見事に切り貼りしてくれた職人の方々…
今はデジタル印刷が普及し、パソコン上ですぐにデザインができ、版を作らずに印刷もできます。一般の方が普通にその恩恵を受けられるのです。

近年の技術の進歩を見られたこと、今まで関わってくださった全ての方々に感謝、この自由な時代に感謝、石田製本株式会社様に感謝、まりこさんとカノンさんに感謝、noteに投稿できることに感謝、オンラインサロンHOMEとの出会いに感謝します🥰🙏✨

そしてやはり家族の協力です。私のやりたいことを静かに応援してくれていた子どもたち、夕飯に手をかけなくてすむように、時々おかずを買ってきてくれた主人…家事をそっちのけにしても文句を言わずにいてくれて、本当にありがとう😭❤️✨
何だか表彰式みたいになってしまいました😅

発行してから今までに絵本を購入してくださった皆さま☺️心より御礼申し上げます❣️

ここまで読んでくださったあなたにも、貴重な時間を、ありがとうございました✨
皆さまの明日からの一日一日が、幸せでありますように💐✨😊

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