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『自分流えほんのつくりかた』をかたる🍀Fさんのこと

先日、友人のFさんからメールがきた。
「えみちゃん、バッグにまた絵を描いてほしいので、ちょこっと来ていただけますか?」
「はーい、午後に行きますね」と返信した。

Fさんは数年来の友人で、私より二回り歳上の人生の大先輩だ。
地元の『藍染めの会』で知り合い、彼女は洋裁や刺繍が得意で、活動の中では、いろいろな染めかたや縫い方を教えていただいた。
Fさんはご自分の大好きなことを、とっても大事にしているステキな奥さまだ。私はとても多くの事を学ばせてもらっている。2人とも今は、会の活動をお休みしている。

Fさんはご自分で縫ったバッグの作品を、地元の手作り品のお店で販売している。

そして時々私に、こんなものをバッグに描いてほしいとご依頼がくるのだ。

布の上にアクリル絵の具でイラストを描く。ほぼ修正が効かない。一筆で描くのがチョー苦手な私には、とってもいい刺激と勉強になる。
今回も、そういったご依頼だ。

「今回は数字を描いてね。」「え、数字ですか?」
一瞬青くなる。失敗できない。😂でもやります。

ほのぼのとした午後のひとときは、癒やしの時間です。


家を出る時に、そうだ!と思って、自費出版で2作目となった絵本のサンプルを持ってきた。
1月17日に販売開始の「ひよこがうまれたよ」☺️だ。

Fさんに絵本を読んでもらって、感想をいただこうと思ったのだ。
彼女に渡すと、「えみちゃんもう2作目ができたの?がんばったんだねー。」

なんて言ってくれた😊
1作目の「かぜのように」も昨年読んでもらったのだが、彼女は私と目線が似ていて、

「綺麗な絵本だね。これどうやって作ったの?」とまず制作目線の反応がくる。内容の行程を話すと、なるほど〜へえ〜と感心してくれて、まだ感想は聞けていない😅

今回もそんな感じかな、と思いながら、自分の幼い頃のことを題材にしていると説明してみた。
彼女はさらさらと読み終えると、
「あらそう、えみちゃん自分の小さい頃のことを、なんとかしたくてこれを描いたのね。」と言った。

そして何か思い出したように、自分の小さい頃のことを、とても鮮明に語り始めたのだ。
昔のお家の話や近所にいた友だちの話、ご自分のお子さんの話、最近はお孫さんもできたおめでたい話。ほのぼのとした時間が流れた🍀
Fさんが楽しそうに話してくださったので、私もその世界を覗きに行ってみた感じだった。

お孫さんのために、最近は絵本をよく探されるそうで、「この絵本買うわ。」と言ってくれた。😍
お礼を言って、新しい物を持ってくることを約束した。

ということは、まあいい感じの内容だったのかな?
私は自分の絵本が、Fさんの小さい頃の記憶を呼び起こしたようで、楽しく話が弾んでよかったな、と思う反面、またもや感想がもらえなかったので残念😚
次にお会いした時こそ、感想をいただこうと思う。



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