銀河探査2100年 ボーダープラネット 超オススメ
昔、24時間テレビで手塚プロが作っていたアニメ特集があった。
それが、今YouTubeで無料で観ることが出来る。
このボーダープラネットも観た記憶があるが、内容はさっぱり覚えてない。
今観ると本格SF過ぎて、子供だった俺では理解できない部分が多かったせいだと思う。
それでも「面白かった」とは思っていたので、今回あらためて視聴したわけだ。
謎のウィルスによって人類が危機が訪れてしまう。
このウィルスは感染すると、身体がグズグズに溶けてしまうという恐ろしいもので主人公の恋人も感染してしまう。
この時代「ウィルス」を「ヴィールス(頭文字がⅤのため)」と呼ぶのがノスタルジーを感じさせてくれる(笑)
バビル二世の漫画版でもビールス人間というのが出てきて、これで「ウィルス」の存在を知った(笑)
ウィルスは低い温度では活動しないので、恋人をコールドスリープさせる。
主人公は、このウィルスの発生源やワクチンを求めて調査隊と共に宇宙へ旅立つ。
この後、ネタバレあり。
はじめにコロニーのある惑星に到着するも、コロニーの住民やスタッフもいない。
調査隊は「ウィルスのため全滅したのではないか?」と推理するが、身体が溶ければ服などの痕跡が残るはずだが一切ない。
報告のレコーダーを再生すると「食料と肥料が少なくなってきた」ということいがい触れておらずウィルスが人に感染したことには何も報告がない。
そうしている内に、調査隊のメンバーが次々といなくなってしまう。
主人公たちが仲間を探すと、肥料を作るロボットが暴走し、有機物を肥料に変えて農場のプラントの世話をしていたのだ。
このロボットが、とても狂暴な外見と能力をしているので、とても農場用と思えないところがポイント高い(笑)。
捕獲した人間の首を鋏状の手で切断し、身体や服を自分の体内で肥料に変えるさまはアニメじゃないと、かなりグロ映像である。
おまけに、やたら強くて感情で、出来の良いB級映画を観ているようで、ホラー好きにはたまらんだろう。
結局、ロボットは運良く排除出来たが(ここらへんも描写だけで見せるのが秀逸)主人公以外誰も助からなかった。
しかも、ウィルスとは、まったく関係なかったので手がかりもなし。
何と、ここまでの内容で序盤。
本当の旅は、ここからはじまるのだ。
この後も主人公を待ち受けるイベントは多数あって、これで110分のアニメなの? と驚いた。
SF好きなら是非観て欲しいアニメ。
昭和のアニメなので容赦なく死ぬところが本当イイ。
あと、今はベテラン大物声優な方たちが端役で出ているのも楽しい。
ちなみに主人公は富山敬さんです。
いやあ、富山敬さん良いよねぇ。俺も、こういう声になりたかったわ。
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