合わない作品は合わない監督であることが多い

題材は興味を引いたのだが、いざはじまると全然頭に入ってこない映画を観た。
台詞回しも物語も何も響かない。
前衛的でやりたいことを突き詰めているのはわかるが、とにかく合わない。
好きな俳優さんも出ているのに見続けるのが苦痛だった。
で、監督を確認すると「ああ」となる。
こういうのが感性が合わないというのだろう。
自分な好きな系統の作品はコンセプトが明瞭であることで「楽しませよう」というのが伝わってくるものだ。
これには「怖い」「頭にくる」「エモい」「すごい」も含まれる。
監督や制作陣が作品を娯楽として捉えているか否かが大きい。
前衛的な作品だから合わないわけではなく、以前紹介したクレマスター3も現代美術でどちらかというと意味不明に分類される。
https://note.com/hamutomandora/n/n4c4c460f395d
しかし、作品から「何かを感じて欲しい」というメッセージが強烈に伝わってくれる。
岡本太郎氏の言葉ではないが「芸術は爆発だ」的なものね。
静かな場面でもメッセージがある。
そういうものが好き。
という話も授業でしたほうがいいかと思うのであった。

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