死刑に至る病
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あらすじ
ある大学生・雅也のもとに届いた一通の手紙。 それは世間を震撼させた稀代の連続殺人鬼・榛村(はいむら)からだった。 「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人が他にいることを証明してほしい」。 過去に地元のパン屋で店主をしていた頃には信頼を寄せていた榛村(はいむら)の願いを聞き入れ、 事件を独自に調べ始めた雅也。 しかし、そこには想像を超える残酷な事件の真相があった-。
海外ドラマのクリミナルマインドなどを観ていると「割とテンプレ的なの殺人鬼が出てきたな」と思うかもしれない。
日本ではサイコパス系殺人鬼の定義が若干間違って伝わっている感はしないでも無いので、テンプレ的な殺人鬼は珍しいかもしれない。
主人公の雅也は逮捕された殺人鬼榛村が「一件だけ冤罪」と言った事件を追う。
他の方のレビューや感想を観ても阿部サダヲさん演じる榛村がスーパー能力すぎるというツッコミを多く見かけたが、これくらいのほうが物語的には良いと思った。
サイコパス系の犯罪者が周りの人から「良い印象を持たれるように振る舞える」という部分もしっかり描いているのも良い。
裁判時に周囲を魅了するような弁舌をする被告人や、一定以上の接することを禁じられている死刑囚がいる。
彼等と長時間いると取り込まれてしまうからだ。
あまりネタバレ踏まずに観たほうが楽しめるので、感想が溢れる前に観たほうが良い映画。
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