出師の表はロックンロール

諸葛亮「出師の表」を書いてみよう!練習帳

先日、Twitterで流れてきたもの。
日本では三国志の軍略家にして政治家、諸葛孔明として人気の書いた「出師の表」。
中国では、これを読んで涙を流さないものは不忠ものであると言われるほどものである。
出師の表の意味合い自体は主君に対して出陣の際に奏上するものであって、事務的な手続きであった。
しかし、孔明が敵国である魏に対して出陣する際に書いた「出師の表」後は、これを指して知られるようになったわけだ。

内容的には大国に対して小国の蜀が対抗しなければ大義は失われてしまう。
俺は大義と先代(劉備)とご主君のために戦っている。
でも、俺の足を引っ張るやつがいるんですよ。
このまま動かないと蜀滅亡。
戦わないと蜀滅亡。
どうして、俺が前線にいかないとダメかって?
先代(劉備)のライバルの曹操はマジぱねぇやつで、そいつでさえも常に前線にいた。
そうしないと勝てないから。
曹操は最強だけど、先代(劉備)は最高。
そんな曹操でも負ける時はあった。曹操や先代に劣る俺が前線に出ないで勝てる訳ない。
だから、常に努力しているし、みんなも努力しようぜ。
そうしたら最強(魏)に勝てる最高の未来が待ってるぜ。

的な話だ。要約しているだけでヒップホップやロックの反骨精神に満ち溢れた文だ。
ただ、かなり誇張しているから真に受けないで欲しい。
結局、これ自体が創作か本物か決定的なものはないけれど、それくらいのことをやってもおかしくない人物であったのは確かなんだよね。
創作の孔明はクールなイメージ強いけど、実際はかなり熱い人だったのではないかと思う。
そうじゃないと人はついてこないだろう。
この練習帳で、あなたも孔明の熱い魂を感じることが出来るかもしれない。



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