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カイゼンの極意を学んだら、公務員人生、捨てたもんじゃないと思った

どうも!公務員パーソナリティー、ハム太です。
先日、「業務改善」の観点から地域に飛び出す公務員アウォード2022を受賞された、廣濱 学(以下がくさん)をお呼びし、勉強会を開催しましたので、その様子をレポートしたいと思います✨

1 当日は天気大荒れにも関わらず、、、

廣濱さん、ご来福ありがとうございます😊
みんな一言一句聞き入ります

研修会当日の福井は、ホワイトアウトするぐらいの暴風雪☃️ それでも、20人の勇者達が集まりました😊 これには、なかなか感動しました🥹
さあ、次からは、研修の内容の中で、特に印象的だった部分をピックアップしていきます!


2 目的、手段混同しがち


 今回の研修の目的。それは、「目的意識」と「問題意識」を持って帰ることだと、冒頭にがくさんから、お話がありました。
 その例として、示された1つが、10円玉でした。あんなにたくさん使ってきた10円玉の絵柄。
学さんから聞かれて私は答えられませんでした。

10円玉の目的は使うことで、覚えることではない。そう、これは目的を持って行動しなければ、何万回やっても身にならない1つの例として、冒頭から心をわしづかみにされたのでした🤣


2 現状維持は停滞ではなく、衰退。

1年先の未来も刻一刻と変わっていく未来。
がくさんからは、「30年前の電話📞🤙を使う方っていないですよね。でも行政サービスって何十年前のサービスを普通に提供し続けている場合があって、現状維持でも衰退してるときもあります」と胸に刺さる言葉をいただきました。

3 紙は地獄。余計な業務しか生み出さない

紙を使うと恐ろしい未来が、、、

紙。これを仕事として、使い始めたときにどんなことが待っているかご存知ですか?という学さんの恐ろしいイントロ。
印刷→綴る→整理する→溜める→廃棄する→以下続く、、
ここにどれだけ労力をかけているか。

ペーパーレス化を進めていく上で、常にアタマの中に入れておきたいものです。

4 人間しかできない業務、システムがやるべき業務

本当の仕事とは、、、

僕の中ではここが1番刺さりました。
仕事とはそもそもなんぞや。
まだまだシステムがやるべきことを人間がしている。仕事のやり方を変えることが、我々公務員が本来チカラを注ぐべきことに、熱意を傾けさせてくれます。

5 ベストを考えると1歩が踏み出せない。
ベターをまずやってみる。

改善に終わりなし!

いきなりのベストではなく、少しだけ変える。
少しだけ良くする。これを続けることで、きっと見たことない未来に行けるんだと思います✨

6  現地現物をセットにして考える

仕事だと思ってるけど、実は作業になっている。
少しでも自分がストレスを感じたときが、カイゼンチャンスなんだと、自分に言い聞かせました。

7  カイゼン やめる→へらす→かえる

具体的なカイゼンを進める順番として、がくさんがお話ししていた「やめる→へらす→かえる」それぞれインパクトや趣旨が違うことをイラスト化した素敵ながくさん、ブラボー!

8  成功の反対は失敗ではなく、やらないこと。

現状維持=衰退とも繋がるお話ですが、着実に歩みを進めていくキーフレーズですね🔑

9  まとめ

講演後は、参加者が立ち上がり、リラックスした雰囲気で会場全体からクロストークが発生

今回、1番の命題であった「目的意識」と「問題意識」。
それを「なぜ」「どのように」「何を」を丁寧にシェアいただいた、廣濱学さんには感謝しかありません!本当にありがとうございます😊

加えて、僕が感動したことがもう一つ。
それは、質疑応答の時間となったときに、たくさんの意見交換が出来たことでした。

よくある、質問→講師答える→質問者「ありがとうございました」ではなく、何回もやり取りが行われて、最後はがくさんも、「僕も悩んでるんですよねー」と気持ちを吐露させる一幕も。なんか嬉しかったですw

記事をここまで読んでいただいた皆さん、ありがとうございます😊
今回は、公務員の業務カイゼンの話でしたが、きっとマインドはどんなお仕事にも通じると思います。
粘り強く励まし合いながら、カイゼンを進めていきたい。そんな気持ちがいつまでも続きますように。
廣濱学さんのカイゼン通信はこちら!

それでは、次回もお楽しみに!
まとまったかしら?

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