型破りなことをしたい方へ

「型破りなことをしたいなら、まず型を身に着けろ」という納得感のある記事がありました。型というのは過去の人たちがたどり着いた正しさの凝縮です。横展開できる成功モデルと言えます。

子供の頃、空手を習っていたのですが、組み手をさせてもらえるようになるまでは、型を一通り覚えなければいけませんでした。


型の意味がわかっていなかった当時は、「なんでこんな決まった動きのダンスみたいなことせなあかんねん。」と思っていました。

型にはいろんな場面を想定した動きが盛り込まれています。それを実践さながらにできるようになれば、実践でも大いに役立ったことと思います。

マーケティングの型

マーケティングにおいても型があります。市場環境が変わり、デジタル領域への展開もあり、いろんな型としてのマーケティング手法が日々伝えられています。

でもそれらは基礎となる型を元に作られたもののことが多く、ものによっては特定の状況下における型としてしか使えないものもあります。例えば、大企業での成功事例などはわかりやすい例です。

なので、基礎となる型をまず習得することが大切だと思っています。

マーケティング設計の型は「誰に・何を・どのように」です。そして実行の型となるのが「AIDA」です。見込み客の意識変化と行動変化を促す型として、AIDAの他にAIDMA、AISAS、AI○○○...など、いろんな派生モデルがあると思います。

広告会社時代に教わったのはAIDMAモデルでした。その後、検索行動が一般化してAISASモデルが登場してからは、AISASモデルを軸に提案などしてきました。

でも通販ビジネスに関わり、ダイレクトレスポンスマーケティングを研究し出してからは、源流となっているAIDAを軸に考えるようになりました。

基礎となる型

認知を獲得し、興味喚起を行い、欲求を駆り立て、行動を促す。

もっともシンプルな形だと思います。まさに全ての元となる型です。なので、どんなビジネスにおいてもマーケティングに取り組むことができます。

実行のポイントとしては、自社が手に入れた結果に対して「なぜうまくいったのか?なぜうまくいかなかったのか?」を振返り、自社の血肉と化していくことです。

その蓄積が型破りへと繋がると思っています。

参考

https://lrandcom.com/imitate_first/?fbclid=IwAR3kT4EQgMZwrwdoGjTMk5gYU5k5pFFAbc0wjk8wOHzw3EB7olvYrI3ZlVM

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