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政治✖️あはきの可能性〜後編〜


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こんにちは!HAMTプロジェクト編集部です。
今回も前回に引き続き、MC sinq-cさんによる「政治✖️鍼灸」シリーズ第3弾!

過去の記事も併せてご覧ください👇

これまでは他の医療業界の団体活動について解説頂きましたが、今回はいよいよ”鍼灸業界の課題”について踏み込んでいきます!
鍼灸師必見の内容となっています。ぜひ楽しみながら学んでもらえたら嬉しいです!


みなさん、こんにちは!
MC sinq-cです。

前回は、医師、歯科医師、理学療法士の政治活動から、3つの戦略が見えてきましたね。

守り・攻め・改善


今回はお待ちかねのあはき業界における政治的課題の取り組みとなります。
数多くある課題の中から、上記の3つに類するものとして、
医業類似行為問題、あはき広告規制問題、あはき療養費改定問題】を取り上げていきたいと思います。

課題その1「医業類似行為問題」

では、そもそも、あはき、つまり鍼灸あん摩マッサージ指圧はどのような行為でしょうか?
みなさん、専門学校で勉強されているなら習っていると思いますが、
あはき業は『現在』は『医業類似行為』として規定されてしまっています。

しかし、医業類似行為という言葉は、あはきだけではなく、免許の無い整体やカイロプラクティックなどに対しても医業類似行為という言葉を使ってしまっている、半ば行政も我々もそして他職も患者さんも、何が何だか分からないような状況に陥ってしまっているのです。

では、なぜそのような事が起きたか、こちらを必読してみてください。

鍼灸師よ、誇りを失うな【特別講義編】/鍼灸師:芦野 純夫

抜粋はしません。
みなさんが読んでいる前提で話をさせていただきます。

ここには数名の政治家の名前が出て来ますね?
つまり、それだけ政治の力の作用によって、本来、規定されている制度が曲解されるほどに影響がある事実が見えてきたと思います。

守るにしてもそもそも『我々は何者で何を守らなくてはいけない』か?
実は、あはき業はその定義が曖昧になっている状況なのです。

課題その2「あはき広告規制問題」

では、次にいきましょう
せめて職域を広げることは出来ないのか? 
それはどのように広げるべきでしょうか?

一番、最初に思いつく事として、我々鍼灸業の『治療院』がどのような業態なのかをみなさんにお知らせすることです。

『治療』はどのような方法か?
金額はいくら位かかるのか?
どこで勉強しているのか? 

お知らせしたいですよね?……ダメです。
上記のようなことを広告してはいけません。
そうです、あはき業として広告して良いことはコチラのみです。

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