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政治×あはきの可能性〜前編〜

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こんにちは!HAMTプロジェクト編集部です。
スペシャルライターによる特別編!「政治✖️鍼灸」というテーマです。

臨床現場で働く鍼灸師にとって政治ってどこか他人事になりがちで、関心を持っている鍼灸師も決して多くはないのではないでしょうか。

今回、政治✖️鍼灸について積極的に取り組んでくださっているMC sinq-cさんが全3回にわたり、政治と鍼灸の関わりについて分かりやすく解説してくれます✨
ぜひ楽しみながら学んでもらえたら嬉しいです!

MC sinq-cさんはnoteでも記事を沢山書いていらっしゃるのでぜひ合わせてご覧ください👇

MC sinq-cさんのtwitterはこちら👇

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はじめまして、みなさん!
私は都内で訪問鍼灸マッサージの治療院を経営しているMC sinq-cという者です。
同時に、某鍼灸業界団体で理事をしており、政治連盟でも活動しています。

そして、そして、個人的にも政治×鍼灸zoomというイベントを有志と共催していまして、日夜、臨床と鍼灸業界の様々な課題を考える活動をしています。(ラノベとラップも書いていますが、それはまた別の話w)

今回はみなさんに、政治に関して興味を持ってもらうために
先ずは何故、政治の事を考える必要があるのかをお伝えしていきたいと思います。

臨床や研究、経営などを考えるだけで大変なあはき業、
そこに『政治』を考える余裕なんてない……
そもそも『政治』と私、俺、僕の勉強、仕事と関係ないじゃん……
それに『政治』の話題って難しくて苦手だし……

在宅鍼灸師ジェネラリストコース (3)

仰る通りですね! 
『今』目の前にあるみなさんの目標の中に『政治』は関係が無いかもしれません。

私自身も学生時代は、本科の夜間部に通っていましたので、朝から夕方までは鍼灸院のバイト、夜は学校での勉強と余計なことを考える時間はありませんでした。
そして卒業後、一年目で整形外科傘下の鍼灸院の分院長を任されたので、臨床と経営でこれまた『政治』を考える余裕はありませんでした。

しかし、今思えば、それは非常にもったいなかったと後悔しています。
もっと早く『政治』のことを理解していれば、学生生活中も、鍼灸院経営も別の繋がりが持てて、またあはき業とあはき師という職種に関して深い理解が出来ていたかもしれないと感じるからです。

「若い人は、若いというだけで多くのチャンスを貰えている」と、
インフルエンサー(ふろむだ氏)がtweetしていましたが、
本当にその通りと感じます。

それでもピンとこない方は、こう考えてみたらいかがでしょうか、
『明日から、あはき業は国家資格無しでも施術が可能になる民間資格になります』と。

なるほど、そうすれば、これからあはき師になりたい人は、民間のスクールで半年も勉強すればあはきが出来るようになって、あはき師の数も増えるし、あはきを受ける人も増えてハッピーじゃん!

って思いますか?

では専門学校でかかる600万近い費用はもしかして無駄に?
3年間の勉強と期末試験や卒業試験、国家試験の努力も意味がない?

……いや、MCさんは大袈裟に言っているだけでしょ
と感じていますか?

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