Ngo Hamsa

私達は気候変動、戦争といった近代化の歪である多生物、人類の危機の時代を生きている。近代…

Ngo Hamsa

私達は気候変動、戦争といった近代化の歪である多生物、人類の危機の時代を生きている。近代化と真逆に生きてきた先住民・少数民族の支援家に学芸員でがある。現在、クレット島のモーン族の私営博物館再経営に挑戦するプロジェクトの下準備について記事にし、基金に向けて利害関係者へPRする

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  • タイと発達障害者当事者

最近の記事

- 陶芸薪窯の試験焼成開始- クレット島の洪水によるカビが生える食器の問題- 5年間の築窯下準備- 現地の窯再現と焼成実験- 窯炊きと築窯の問題点

陶芸薪窯の試験焼成を始めるためには、関係者やモーン族の配偶者をもつnoterさんや岡山理科大徳沢啓一教授をはじめとする関係者に読んでもらい現地に伝えてもらいたいために書く。陶芸薪窯の試験焼成が始まりまった。クレット島のICA開発では、気候変動を伴う洪水によってカビが生える食器が生産されてきた。この問題の原因は先住民の権利問題を背後にある窯の技術である。そこで、日本でできることとして美大のチンピラ学生の妨害をのりこえつつ5年間かけて築窯の下準備を行ってきた。今回は失敗したものの

    • - 工業用万力を使ったニギリクレの製造方法を紹介する(古典技法との比較や効果なども解説)

      工業用万力を使用して、前日の試運転で木型が壊れるという問題が発生したが、29日に修正が行われはじめた。両親と工業用万力が組み立てが終わった後、映像撮影しながら試運転を行った。なお27日には友人との待ち合わせができず、具合が悪かったようだ。前日の26日に工業用万力を使用して、ニギリクレ(シャモットレンガ)の整形をなった。この試運転により、レンガの乾きが速くなったものの、木型の破損という問題が発生した。現在は修正を模索しつつ、修理が終わるまで万力がなかった時代の古典技法で作れるよ

      • この人が所属している組織はモーン族の文化財を都市開発で脅かしました。その上で日本政府と共に現地政府がその危機を利益誘導な観光開発で問題がないように印象操作してきました。この人は本当に責任能力があるのかな🤔

        • 少数民族・先住民当事者の主体的な私営博物館の持続的な経営にむけた経営理念の合意形成とその理念に基づく博物館展示論・博物館経営論研究 クレット島の博物館再経営の実践計画研究

          はじめに 先住民・少数民族が経営する博物館の経営問題が起きている。具体的には、タイのモーン族の私営博物館経営に関心がある。先行事例として、北海道のジャッカドフニ博物館や南アフリカの事例を紹介する。ジャッカドフニ博物館は、ダニエンヒ夫妻と網走市民が共同で経営し、サハリン先住民ニヴフの文化を保護していた。しかし、経営不振や学芸員の不在などの問題が生じ、博物館の存続が危ぶまれて和人である笹倉いるみ氏が窮地を救ったい。建物の老朽化などで閉館になったものの、この私営博物館がまいた種

        - 陶芸薪窯の試験焼成開始- クレット島の洪水によるカビが生える食器の問題- 5年間の築窯下準備- 現地の窯再現と焼成実験- 窯炊きと築窯の問題点

        • - 工業用万力を使ったニギリクレの製造方法を紹介する(古典技法との比較や効果なども解説)

        • この人が所属している組織はモーン族の文化財を都市開発で脅かしました。その上で日本政府と共に現地政府がその危機を利益誘導な観光開発で問題がないように印象操作してきました。この人は本当に責任能力があるのかな🤔

        • 少数民族・先住民当事者の主体的な私営博物館の持続的な経営にむけた経営理念の合意形成とその理念に基づく博物館展示論・博物館経営論研究 クレット島の博物館再経営の実践計画研究

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        • タイと発達障害者当事者
          1本

        記事

          電動石臼製粉機を陶芸用として使う

          手近な文献で探すことも困難な江戸期の鉱物資源の粉砕方を知ることが難しい- 木節粘土を砕く作業でギックリ腰や疲労に注意が必要- 鉱物粉砕用金臼や石臼を使用して粘土を製粉する作業が時間と労力を要する メルカリで臼を買ったが使い方がわからず困っていた。手近な文献もないため、瀬戸の窯屋を訪ねるも臼は壁材や庭石として使われているだけだった。粘土製粉には手回し臼と電動石臼を併用し、金属製臼の刃を目立てることで時間を短縮することに成功した。朝から夕方までかかったが、25キロの製粉が終わ

          電動石臼製粉機を陶芸用として使う

          人生で初めてのモーンのニギリクレを焼く 今年の大詰めにさしかかる- ニギリクレの焼き方についての詳細な制作過程を紹介する記事。具体的な工程や注意点を解説し、読者が実際に挑戦できるようにする

          茅野市の「城の平」現場での手製シャモットレンガの制作過程について紹介します。この記事では、具体的な焼成の工程や注意点を解説し、読者が実際に挑戦できるようにします。さらに、茅野市の特徴や文化財、ナショナリズムの歴史修正に触れることもあります。ニギリクレ制作に関する研究目的や窯づくりの設備投資についてもお伝えします。知識を活かしてさまざまな可能性を追求してみてください。お楽しみいただけましたら幸いです。詳細な制作過程は私のインスタグラムで確認できます。 是非、読者の共感や納得を

          人生で初めてのモーンのニギリクレを焼く 今年の大詰めにさしかかる- ニギリクレの焼き方についての詳細な制作過程を紹介する記事。具体的な工程や注意点を解説し、読者が実際に挑戦できるようにする

          織物の無形文化財

          古代日本の衣装についての映画を題材にした記事を考えました。映画の内容に沿って、倭文という布の特徴や起源について詳しく解説する記事があります。また、この映画がアイデンティティの問題を考えさせるきっかけになったことや、古代の日本人とのつながりについても掘り下げることができます。 - 日本の神話に登場する神々や布の神といった要素を取り入れた創作活動についての記事も考えられます。映画に登場する倭文の神やその起源について紹介しながら、現代の職人たちがどのように復元や創作活動に取り組んで

          織物の無形文化財

          "วันนี้ การสอบวิชาคุณวุฒิภัณฑารักษ์ทั้งหมดเสร็จ แล้วก็ตอไปทำอิฐ18วงครับ". The translation to Japanese is: "今日、学芸員資格学科試験が全部終わりました。これから残り18丁のレンガを作ります。

          "วันนี้ การสอบวิชาคุณวุฒิภัณฑารักษ์ทั้งหมดเสร็จ แล้วก็ตอไปทำอิฐ18วงครับ". The translation to Japanese is: "今日、学芸員資格学科試験が全部終わりました。これから残り18丁のレンガを作ります。

          クレット島の博物館およびモーン文化を守る価値とは

          - モーン文化の観光資源開発における利益誘導について再考する。利益を重視するだけでなく、モーン族のアイデンティティや自然環境を重視した観光プランを策定することが重要である。例えば、エコツーリズムや持続可能な観光の取り組みを導入し、モーン文化の保護と地元住民の経済発展を両立させることができる。 バンコク郊外チャオプラヤ川のクレット島には「ビルマ人」と差別されるモーン族が住む。彼ら少数民族の私営博物館は日本で研究され博物館がひどいと評価されている。岡山理科大学の徳澤啓一先生は

          クレット島の博物館およびモーン文化を守る価値とは

          社会と陶芸

          大きな窯や水あるいはアルコールが漏れない陶磁器とくに焼締が製造される地域は穀倉地帯が多いい。穀物は腐らなく貯蔵が可能である。その分、狩猟採取に時間を使わなくて済む。時間を使わないことで、他の産業が生まれ発展する。このような社会で人々は分業制そしてその延長にある社会階層が生まれる。地域住民がトランジスタの各パーツでありまるで地域社会が集積回路のようになっている。この集積回路がAIとなり、高度な手工芸を生み出してきた。この手工芸を「民藝」とも言う。 現代社会は農業革命時代の延長

          社会と陶芸

          築窯に関する今後の研究計画

          美大生のチンピラによる妨害以降、モーンの無形文化財保護及び窯の研究は父と二人で進めてきた。私は粘土の粉砕作業で疲れてしまい、本来の計画を忘れていた。私の研究とは縁遠い精神科医である父といえども、プランをよく考えてくれている。さて父は計画を章立てて考えているようである。 第1章 昔の製品を作る 第1節 昔の工法を活用 ニギリクレ(窯用手製レンガ) ニギリクレで窯を組み立てる 第2節 モーンのろくろで南蛮焼締を作る 焼成テスト 第3節 製品の成功次第 研究関係者、関係国の

          築窯に関する今後の研究計画

          窯用レンガの型詰めの前に

          要点 「アルミ缶を溶かす」という失敗体験から築窯を学んだことを記事にし、他の人が同じミスをしないような注意点やポイントを共有する。 自作のレンガ「ニギリクレ」を使用した溶鉱炉の組み立て方や使用方法、耐火性の試験結果を記事にする。 レンガの型詰めと粘土の練りの程度が与える効果や特徴について記事にし、読者が自分で作れるような手順やポイントを紹介する。 日本やモーン族の伝統を重んじた上でDIYで窯を組み立てる方法や工具の選び方、組み立て時の注意点について記事にし、読者が自分

          窯用レンガの型詰めの前に

          知的障害者の博物館教育 NHKバリバラ 博物館のユニバーサルデザイン

           私たちの人生は学びによって生が豊かになる。これを生涯学習、社会教育の実践という。この実践は法的に基本的人権の「学習権」として認められてる。生涯学習は図書館、公民館、コミュニティーセンタ、博物館が取り持ってきた。生涯学習を行うには文字の読み書き、近代までの先行研究結果をしらなければ生涯学習が困難になる。  2,000年代に入り、日本では博物館のリニューアルが行われてきた。この背後にイギリス、ロンドンでの障害者の公民権運動があった。この当時、イギリスの「24時間テレビ」で障害

          知的障害者の博物館教育 NHKバリバラ 博物館のユニバーサルデザイン

          無形文化財や人類の生の営みを映像制作する

          無形文化財や人類の生の営みを映像制作する上で、学芸員や先住民族教育、文化人類学、生物多様性への関心が高まっている人たちにおすすめのミニシアターを紹介します。このミニシアターでは、実践的な映像作りを通じて、生態系や文化について深く学ぶことができます。映像化の背景には、私たちの生命活動や文化、集団の愛着や自己形成が関わっており、その伝承や環境保全のために映像アーカイブ化が重要です。映像制作に携わる人にはフィールドワークの重要性も説明します。共同で作品を作ることで、文化や社会につ

          無形文化財や人類の生の営みを映像制作する

          ダーウィンルーム講演会 南方熊楠とダーウィン

          ダーウィンルームとは 今月24日、下北沢でダーウィンルームの公演があった。ダーウィンルームとは武蔵野美術大学で教鞭をとっていたデザイナーの清水隆夫さんがかつて経営していた博物学カフェである。下北沢の再開発のとき、建物が取り壊しになり、他のところに移った。しかし地上げ屋のよってこの土地をとられ、再建中にある。「教養の再生」をミッションにしており社会教育活動であるため現在、北沢総合支所のスカイラウンジという公民館を月一回、借りて運営している。創業ごろから武蔵野美術大学との関わり

          ダーウィンルーム講演会 南方熊楠とダーウィン

          【高島屋史料館TOKYO】 高島屋史料館TOKYO企画展 ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家 サハリン少数民族 ウイルタと 「出会う」の講演会が演劇舞台となった

          先週日曜日、念願の【高島屋史料館TOKYO】 高島屋史料館TOKYO企画展 ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家 サハリン少数民族 ウイルタ(別の民族名称ニヴフ)と 「出会う」へ行った。この日ではないと出会えない人が講演会に来ることになった。その方とは笹倉いる美さんという私営博物館ジャッカ・ドフニの元学芸員、北海道立北方民族博物館学芸員(現在)である。  笹倉さんに興味持ったのはいうまでもなくクレット島のモーン族が経営する私営博物館の経営および文化財保存問題を解決する手がか

          【高島屋史料館TOKYO】 高島屋史料館TOKYO企画展 ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家 サハリン少数民族 ウイルタと 「出会う」の講演会が演劇舞台となった