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窯用レンガの型詰めの前に

要点

「アルミ缶を溶かす」という失敗体験から築窯を学んだことを記事にし、他の人が同じミスをしないような注意点やポイントを共有する。

自作のレンガ「ニギリクレ」を使用した溶鉱炉の組み立て方や使用方法、耐火性の試験結果を記事にする。

レンガの型詰めと粘土の練りの程度が与える効果や特徴について記事にし、読者が自分で作れるような手順やポイントを紹介する。

日本やモーン族の伝統を重んじた上でDIYで窯を組み立てる方法や工具の選び方、組み立て時の注意点について記事にし、読者が自分でも窯を作れるような情報を提供する。


先週から先週末までのゴールデンウィーク3日間は長野にいた。アルミナを作るのにあたり、エポキシ樹脂をはがすこともかねてアルミ缶を溶かしていた。ところが、私の経験が浅いため失敗した。アルミの板を作り損ねた。アルミの塊とスラグができてしまった。アルミは形状によって薬液の溶け方の速度が違ってくる。とにかく薄ければ薄いほど早くとける。次回からは砂型の割り型を使って薄い板を作ろうかと考えている。この調子だと、アルミナの精錬が間に合わず、研磨剤のアルミナサンドを購入してようと考えている。

レンガの耐火性の試験をかねて自作のレンガ「ニギリクレ」で簡易的な溶鉱炉を組み立てた。型詰めが甘かったモノは使用後にすぐに割れた。原因はうまく建材の粘土が練り切れていなく焼いてから使用しひびが入った。ヒビに沿って割ったところ、オナマと呼ばれる長方形のレンガができた。私はコストや陶器を焼成している窯内部の湿度を保つためにオナマを二つ合わせた大きさのレンガを作っている。湿度を保つことで陶器に艶が出る。場合によってはよく焼きしまると言われている。本当は有限会社カネ利陶料(岐阜県瑞江市)の社員に教わった通りにオナマを5倍に大きくした5丁レンガを作ればよかったのだが、なにせ私の電気窯では小さすぎる。2丁レンガで限界である。しかし金融の複利効果ように、この2丁レンガで窯を組み立てれば5丁レンガを焼成することができる。

今後の予定

本来、近代以前の窯用レンガは型詰めしたらすぐに抜いて乾燥させて焼成する。しかしもっと強固なものを作りたいと思い工業用万力を買った。本来、現代の耐火レンガは100トン以上の加圧で材料をしめて整形している。粉そのものを型に詰める方法、水で練ったものを使う方法、そしてハツリの振動で空気を抜く泥漿鋳込みである。泥漿鋳込みはラジャパット大学がクレット島の文化財保護で使った。しかしこの大学が作った窯は伝統的な色にしたいという理由で鉄粉を大量に添加して耐火度が脆弱で危険な窯を提供した。たしかに昔のモーンの窯は鉄分が多いい。しかし産業である以上、未来のモーンの産業および文化継承の発展を考えて技術を変える必要がある。そこで私は鉄が入っていない(ケイ酸アルミを多く含む)白土を使った。一方で近代以前の彼らの技術に敬意を示し籾殻を入れて、粘土を水でねり型抜きする昔ながらの製法を使った。

ここで近代以前の彼らの製造方法を取りれつつ、土を固く締めた方が長持ちしやすいと考えて、万力を使う。

しかし日本は今、梅雨のため千住の工房にある1平方米立方の穴蔵の土間がシケており設置ができない。両親が土間を乾かしている。乾けば、土間に鉄板をしき万力を穴蔵の中で組み立てる。組み立てが終わったらいつも通り、粘土を水で練って型抜きをする。型抜いたレンガを生乾きにしてまた再び型にはめて加圧して土をしめる。全体で50丁必要である。今現在あるレンガが30丁であり、のこりおよそ20丁を作る。

博物館再経営には、さまざまな利害関係:ステークスホルダーがあり、この利害関係者の合意形成に基づき、賛同者から寄付金がかかせない。というのもICOM(国際博物館会議)により博物館はNPOのため「配当金」を出さない代わりに、寄付金と社会貢献の評価によって経営されると規定されている。今後、私はクラウドファンドをやっていくつもりである。今後もよろしくお願いします



アルミ缶を溶かすという失敗体験から学んだことを記事にし、他の人が同じミスをしないような注意点やポイントを共有します。また、自作のレンガ「ニギリクレ」を使用した溶鉱炉の組み立て方や使用方法、耐火性の試験結果についても記事にします。さらに、オナマを使った大きさのレンガが陶器に与える効果や特徴について紹介し、読者が自分で作れるような手順やポイントも解説します。さらに、地球温暖化とJICAの都市開発で脅かされているモーン族の私営博物館再経営に挑戦するプロジェクトの下準備についても記事にし、クラウドファンディングの活用方法や成功事例、利害関係者へのアピール方法などを紹介します。DIYで窯を組み立てる方法や工具の選び方、組み立て時の注意点についても記事にし、読者が自分でも窯を作れるような情報を提供します。noteを活用する人やDIYに興味がある人にとって、役立つ記事となるでしょう。




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