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大事なあの人へは”第1感情”を伝えれば伝わる

負の感情を抑圧したり、我慢するとロクなことがありません。

特に身近にいる人には伝えて、わかってもらわないと、それが溜まりに溜まって”大爆発”してしまうことがあるからです。

自分が大爆発したとき、いつもはこんなことで怒らないのに”何でこんなことで怒ってしまったんだろう?”っていうことありませんか?

その時、怒りを爆発させるトリガーはもう何でもよかった。

子どもが部屋を散らかしてる、夫が洗濯物をだしっぱなしにしてる、列にわりこまれた、何でもいいから、怒りを発散させる先を見つけて発散させることがあります。

この怒りの発散は、”これ以上耐えられないよ”という自分の心を守るためにしていることだったりしますが、できれば、こういう大爆発は起こしたくないですし、周りもそれを望んでいません。

そう、あなたは、あなたの感情や大事にしてることを誰かにわかってほしい、のです。

ので、相手にうまく自分の負の感情を伝えていくということができれば、感情を伝え合う上質なコミュニケーションができそうですよね。

特に、負の感情の中でも、受け取ったり、発散したときにこたえるものって”怒り”だったりしませんか。

そして、この怒りをそのままぶつけても、イイ方向には進みません。ですので、怒りではなく、その奥にある感情を伝えます。

実は、怒りは第2感情です。怒りの前に、第1感情があって、それが怒りに昇華されます。そして第1感情というのが「悲しみ」です。

どうして怒りがわいてくるかっていうと、自分の期待が裏切られ、それで悲しくなって、その悲しみの程度が高いものが”怒り”に成長していくからです。

本当は”悲しかった”という部分を相手に伝えると、相手も受け取りやすくなります。

例えばこんな風に・・・

【例1】
どうして話しを聴いてくれないのよー!

話しを聴いてくれなくて私は寂しいのよ

【例2】
どうして部屋が散らかってんのよー!

せっかくキレイにした部屋が散らかっていてかなしくなった

【例3】
なんでそんな言い方するのよ!

そういう言い方をされるとツラくなる

こんな感じです。言ってる内容は同じです。もし、こんなことを言われたとして、前と後で、言われた側の感じ方って変わってきませんでしたか?

自分の”悲しみ”を認めると、実は心も楽になります。怒りのままに相手にぶつける前に、まずは自分の心を察してあげましょう~。

”察してほしい”は、コミュニケーションの放棄です。察することは相手の仕事ではありません。相手の仕事は、あなたが伝えたことを”聴くこと”です。

そして、あなたの仕事は、相手に"伝える"ことです。

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