センスを磨く。料理人に大切なモノ。

【居酒屋の店長から「お前はセンスがない」と言われ厨房に入らせてもらえなっかた僕が、たった2か月で厨房に入れるようになり、店長から認めてもらえるようになった方法】


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皆さんこんにちわは

ハムです

ぼくは昔居酒屋で働いていたことがあります。

自分が料理人を目指していることもあり、店長にはずっと厨房に入れてくれ

と頼んでいました。

ですが店長には「お前にはセンスがない」や「お前にうちの厨房は務まらん」

といわれ、一年半以上経ったても、厨房に入れてくれることは

ありませんでした。

ぼくはずっと疑問でした。

自分で言うのもなんですが、僕は当時通っていた高校で

食物調理科に在学し、調理実習や調理の専門科目の成績も割といいほうではありました。

そして趣味でかなり専門的に料理について勉強していたことから、

自分が厨房に入れば絶対活躍できる。という自信があったのです。

それをいくら力説しても、店長は頑なに拒否してきました。

ぼくは考えました。

「なぜだ?」「別に料理についてそこまで詳しくないやつが厨房に入っているのに?」「何がダメなんだ?」

いくら考えても答えは出ませんでした。

そこで僕は自分と、ほかの厨房に入っている先輩たちと

何が違うのか観察することにしました。

二週間ほど観察してみて一つ気ずいたことがありました。

厨房の中からはお客様の顔は見えないのに、気配りや配慮が

ホールで働く僕よりも全然できているということに。

僕はハッとしました。

「これが原因か」と。僕に接客をしながらも、

お客様に全く気が利いてなかったなと。

そこで僕は、自分の接客能力を向上させるために行動しました。

色々な有名店や人気店に足を運び、実際に料理を食べ、

繁盛店の接客サービスはどのようにしているのかと。

話を聞き、メモを取り、必死にみて観察しました。

毎月もらうバイト代は、すべて食べ歩きに使いました。

そしてそこで得た情報と経験をもとに、自分の接客を改善し始めました。

そして約一か月半、ひたすらお客様に笑顔になってもらうために働きました。

以前よりもサービスが良くなったのか、お客様からお礼の言葉や差し入れなども増えました。

そして最後に厨房入りを断られてから約2か月、店長にもう一度

厨房に入れてくださいと伝えに行きました。

店長は僕のことをちゃんと見てくれていたのでしょう。

「やっとわかったか。」「明日から厨房でもがんばれよ」と。

その瞬間何とも言えないうれしい気持ちがこみ上げてきました。

料理人に大切なのは技術や知識もそうですが、最も重要なのは

それではなく、自分の料理を提供するお客様が心から幸せな気持ちや

笑顔になれるような、目配り、気配り、思いやり、まごころだと。

自分の出す料理で人を笑顔にするのが料理人だと。

料理人を目指す僕にとってこの経験はとても大きな財産になりました。

僕はこれからも1流の料理人を目指して頑張ります。

最後まで見てくれた方、ありがとうございました!


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