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営業の醍醐味とは①

 昔から営業は(特に新人営業は)、3年経たないうちに嫌になって辞めるということが多いと言われる(今はもっと早いと思う)。
嫌なことを長くやれというつもりもないが、たぶん営業の醍醐味をその会社では味わうことができず辞めてしまった人も多いと思う。

実際、営業の本当の醍醐味はそう簡単に実感できるものじゃない。

自分が訪問するとよく話をしてくれる。
自分の提案を受け入れてくれた。
お客が商品を購入してくれた。
これからも定期的に購入してくれそうだ。
毎週通うことにしよう。
自分の売り上げのベースになる客として育てていく。

これはとても良いことだし、実績にもなる。
客の信頼を得ているはずだし、楽しさも感じているはずだ。

そんな営業をしていた新人でも(傍からみればよくできた新人でも)、
ある日、辞めてしまうのだ。

自分の仕事人生でやりたい事がはっきりしている人は良い。
それを今の環境でやるのは無理と気付いたら(又は得るものは得たと思ったら)、辞めて次の環境へ行けば良い。

ただ多くの人は自分がこの先何をやりがいと感じて仕事を続けていくのかが分からない。
僕もそうだった。

何が言いたいかと言うと、そこが分からないまま仕事をしていると、ある日飽きる時が来るのだ。
どんなに会社の仲間に恵まれていても、飲み会が楽しくても、営業成績が良くても、だ。

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