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年間150冊本を読む夫婦が選ぶ2023年4月~6月面白かった本7選。

こんにちは、はまよこ夫婦(@hamayoko_couple)です。

私たち夫婦は読書が大好きで、毎年100~200冊の本を読んでいます。

音声配信(Podcast,standfm)では、3ヶ月に1回、私たちが読んだ中から本当に面白かったおすすめの本を紹介しています。

▼ 2年以上続いていて人気のあるシリーズです

活字が大好きなnoteの読者の皆さまにも届くといいなあと思い、今後はnoteでもおすすめの本を紹介していきたいと思います!


1冊目:汝、星のごとく

とにかく賞を受賞しすぎな凪良ゆうさんの新作、ようやく読めました。

☆2023年本屋大賞受賞作☆【第168回直木賞候補作】【第44回吉川英治文学新人賞候補作】【2022王様のブランチBOOK大賞】【キノベス!2023 第1位】【第10回高校生直木賞候補作】【ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2022 第3位】【今月の絶対はずさない! プラチナ本 選出(「ダ・ヴィンチ」12月号)】【第2回 本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞 ノミネート】【未来屋小説大賞 第2位】【ミヤボン2022 大賞受賞】【Apple Books 2022年 今年のベストブック(フィクション部門)】などなど、賞&ノミネート&ランクイン多数!

先が知りたくてたまらなくて、生活リズムを崩しながら寝るのも忘れて深夜1時まで読んでしまいました。

この小説は、一言で言うと、悲哀のラブストーリーなんですが、順調なラブストーリーではなく、いろんな障害を乗り越えながら、最終的にどうなるのか気になりすぎる、読ませる小説です。

親から何も貰わないで生まれてくる人と足枷をもらって生まれてくる人がいるという、不平等や環境の影響というニュアンスの文章が印象的です。

生まれる環境は選べないというのが切ないし、考えさせられますよね。

自分たちが親になったから、子供に足枷をかけたくないと思うのは当然で。

本人にとってどんなことが足枷になってしまうのか、どんなことがサポートになるのかを対話を通じて理解する必要があるなって思いました。

ぜひ手に取ってみてください。とてもおすすめです。

2冊目:同志少女よ、敵を撃て

2冊目は、同志少女よ、敵を撃て です。

2022年本屋大賞を受賞したこの小説は、キノベス! 2022で第1位を獲得し、第166回直木賞、第9回高校生直木賞の候補作にもノミネートされました。

また、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌でも多くのメディアに紹介されているので、ご存知の人も多いと思います。

史上初となる第11回アガサ・クリスティー賞の大賞を選考委員全員が5点満点をつけて受賞した衝撃的な作品です。

物語は独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常が突如奪われる場面からスタートします。

急襲したドイツ軍によって、彼女の母エカチェリーナと村人たちが惨殺されたのです。セラフィマ自身も射殺される寸前で、赤軍の女性兵士イリーナに救われます。イリーナの問いかけにより、セラフィマは復讐するために狙撃兵になる決意をします。

同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かいます。

彼女がおびただしい死の果てに目にした“真の敵"とは一体何なのでしょうか。

胸アツのストーリーが展開される、間違いなしの傑作です。

3冊目:ナイフを胸に抱きしめて

八重野 統摩(やえの とうま)さんの「ナイフを胸に抱きしめて」です。

私たち夫婦は初めて読んだ作者さんですが、かなり衝撃作だったのでご紹介します。

ネタバレしないで感想を書くのはほぼ不可能なんですが、一言でいうとミステリです。

エピローグでは静かに昂ぶる場面に、なんともいえぬ感情になります。

そして、物語の終わりでタイトルの本当の意味が理解できるんです。

読み終わった後に胸に残る感動的な作品です。

これ以上は語れません、読んでみてください。

4冊目:付き添うひと

4冊目は、岩井圭也さんの「付き添うひと」です。

テーマは「少年犯罪の弁護」。

あまり馴染みがない内容だと思いますが、子どもたちを取り巻く現状と未来を描き出す、感動のヒューマンドラマでした。

少年犯罪の弁護先では、心を開かない子どもたちが声を上げることもできずに苦しんでいます。

主人公の弁護人オボロが、彼らと向き合い、彼らの心に寄り添いながら、人生の模索を共にしていく物語です。

社会勉強になるので、ぜひ。

5冊目:そして誰もゆとらなくなった

5冊目は、朝井リョウさんの「そして誰もゆとらなくなった」です。

『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』に続く、第三弾かつ完結編のエッセイです。

とにかく頭を空っぽにして楽しめる大傑作です。

さまざまな面白エピソードが収録されており、催眠術体験からダンスレッスン、引っ越しの話まで全20編楽しむことができます。

仕事や家事、育児に疲れて何も考えたくないときに読んでください。

ハッピーな気分になれます。

6冊目:死刑について

次は、がらりと変わって重いテーマの平野啓一郎さんの「死刑について」です。

死刑について。

このテーマについて、生と死をめぐり真摯に創作を続けてきた平野啓一郎さんが、自身の体験を交えて根源的な問いかけを行っています。

日本が死刑を存置し続ける中、世界的な死刑廃止の動きに対して支持する声もあります。

しかし、私たちは本当に被害者の複雑な悲しみに向き合っているでしょうか?

また、加害者への憎悪ばかりが煽られる社会は何かを失っていないでしょうか。

考えさせられる一冊です。

7冊目:子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!

最後は、私たちのnoteでもたびたび登場するてぃ先生の子育て本です。

この本では、子育ての悩みは親の能力や愛情の問題ではなく、子どもの気持ちや物事のとらえ方、体の状態を知ることが大切だと教えてくれます。

具体的に、「てぃ先生が実際に試して効果のあった伝え方」や「保護者が絶賛した斬新なテクニック」を厳選して紹介しています。

さらに、「おしたく」「お片づけ」「お食事」などの状況別に困りがちな問題を網羅し、忙しいママパパにもいつでも手軽に調べられる事典のような1冊となっています。

子育ての悩みを解決したい方には必読です。

おわりに

読んだ本の感想は、音声配信(Podcast,standfm)でも話しています。

音声配信は気軽にラフな感じで話しているので、ぜひ一度のぞきにきてください。

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