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「『未来のかけら: 科学とデザインの実験室』プチ感想文」他 2024/06/24~2024/06/30


今週は金曜までずっと締切に追われていたので日記が雑。特に前半

今回の山は割と平和に乗り越えられたので良かった。
毎回こうでありたい。

「今回はそこそこ余裕をもったスケジュール感で取り組めましたね」とか思ってたけど、単純に「締め切り前の焦り方」が上手くなっているだけでギリギリであることには変わりないような気がする。

締切に追われてる時って「生きてる」って感じがするのと同時に「死」が目の前まで迫ってきている感じもする。決していい気分ではない。
生を感じたい方は締切に追われてみてはいかが?

平日に考えていたこと

箇条書きで適当に・・・

  • 鼻濁音のルールが未だによく分かってない そういう界隈に属している訳じゃないから知る必要は特にないんだけど、何となくず~っと気になっている

  • 昔軽く調べたんだけど細かいルールが微妙に分からなかった

  • こういうのって誰に聞けばいいんだろう

  • 誰か助けて~~~~~~~~~~~~~~


  • 「梅雨の雨」ってこういうことじゃなくない?
    って今シーズンの梅雨に対してずっと言ってる気がする


  • 多用しすぎて異様にタイプ速度が速くなっている単語や文章って誰にでもあると思う

  • ・・・と思ったので具体例を出そうと思ったんだけど、余りにも仕事に寄り添った単語ばかりだったので紹介できない とても残念

  • 自分が無敵の人になったら全部紹介してやる

  • 「ご確認のほどよろしくお願いいたします」は結構速いかも


  • めちゃくちゃ好き

『未来のかけら: 科学とデザインの実験室』プチ感想文(ネタバレ注意)

締切を超えた翌日の朝、ふと思い立って六本木の21_21 DESIGN SIGHTへ行ってきた。今回が初の訪問。

左右で別のギャラリーになっているっぽい(今回は右側に行った)。
展示会場は地下にある。

以前、国立新美術館へ行くついでに行こうと思ったんだけど、美術館に長居しすぎて断念した場所。独特な外観をしている。


今回の目当ては『未来のかけら: 科学とデザインの実験室』という企画展。
完全に衝動で足を運んだのでタイトル以外の事前知識が一切ない状態で見に行ったけど、事前知識がなくても全然楽しめる内容でとても良かった。

展示の内容を超ざっくり説明すると、東大の教授で本企画展のディレクターである山中俊治教授が、これまでに他のデザイナー、研究者、クリエイターと共に作ってきた様々な工業製品を紹介する企画・・・といった感じ。山中教授は工業製品のデザインがご専門っぽい。

ロボット、乗り物、衣類、義足・・・本当に色々なジャンルの展示があって面白かった。様々な学問領域とデザインの分野横断を垣間見ることができた気がする。

自分も一応工学系の畑にいた人間だけど、こういう実際に物を作るタイプの分野ではなかったので、全体的に近いようでちょっと遠い界隈だった。こういう所で違う学問を覗き見ることができるのは面白いし有難い。



以下、撮った写真。
一応ネタバレ注意です!!!!!!!!!!!!!!!!!!





『morph3』という二足歩行ロボット。千葉工大がメインで研究開発をしているっぽい。顔がダイオウグソクムシみたいで可愛い。


『CanguRo』というバイク型のロボット。人間の相棒である馬をイメージしていて、バイクのように乗るだけでなく、主人の後をついていくように自立走行もするらしい(千葉工大の公式HP調べ)。

顔の部分にLiDARセンサが剥き出しで設置してあるデザインがかなり斬新だな~と思った。
確かにLiDARセンサって近未来的で格好いい見た目をしてるから隠しちゃうのは勿体ないかもしれない。


紙面に空いた穴を認識して映像を投影する展示。
2008年に開発されたものらしい。やばすぎる。


「人間がニューロンと会話するにはどうすれば良いか?」という課題に対する解決策を実際に作っていく・・・という過程を展示にしたもの。段々とアイデアの解像度が高まっていく様子が可視化されていて面白い。

完成したプロトタイプ。この球体の中にニューロンがいて、専用のスマホアプリを通してペットのようにニューロンを育成できるらしい。
観葉植物を育てる感覚でニューロンも育ててみたいかも。


熱を加えると収縮する素材『スチームストレッチ』と自動で服の折り目を設計するアルゴリズムを駆使して作られた作品たち。

1、2枚目のブルゾンは一枚のパーツを基に、殆ど縫製を行わずに作られているらしい。凄い!
凄いけど、この折り目って永久的なものなんだろうか。経年劣化によって段々一枚の布になっていったら面白いけど悲しい。

「こういう布でできた眼鏡拭きが昔どこかで売ってたな~」と思ってたらミュージアムショップに売ってた。
でも恐らくあれはプリーツ加工を応用した製品なので今回の『スチームストレッチ』とは別物な気がする。知らんけど。

実際にスチームストレッチ技術を施した布を触れるコーナーがあった。
プリーツ加工に比べてかなりしっかりとした折り目がついている印象だった。

というか『スチームストレッチ』って名前なので「折り目」というよりは「意図的に布の一部を縮めてシワを作っている」って表現の方が適切なのかもしれない。
その証拠に布自体の伸縮性がかなり高かった。


『質感・触感のプロトタイプ』という展示。
3Dプリンタを使って様々な質感を再現しよう!という試み。

何故かトカゲのしっぽがもげていた

これも実物を触れるコーナーがあった。老若男女が集って謎の物体を触りまくっている様子はなかなかにシュールだった。

(縦画面だからか勝手にshorts認定されてしまう)

3Dプリンタでこんなふにゃふにゃな質感を再現できるの面白すぎる~
フィラメントがちょっと特殊な素材なのかな~~~普通のフィラメントでも構造を工夫すればいけるのかな~~~気になる


『自在』という短編映画で使用されたウェアラブルなロボットアーム。
実際に使用している映像が何本かあったけど、かなり衝撃的でちょっと不気味にすら感じた。

「身体拡張技術」という分野があること自体は知ってたけど、実際に映像で見てみるとかなり異様な光景だな~と思った。上手く説明できないんだけど、なんか根源的な恐怖を感じた。

でも使いこなせたらめちゃくちゃ便利そう。リアル釜爺になれるかもしれない。


身体に装着して飛行できるだけでなく、UAVとして単独飛行もできるウェアラブルUAVのコンセプトデザイン。JAXAと共同で検討しているらしい。

パッと聞くと「余りにも未来」って感じのアイデアだけど、一通り展示を見た後に見ると「実現できるのかもしれん・・・」と思えてしまう。
それくらい「解像度の高い未来」を取り扱う展示だったという事なんだろう。


そんな感じです!!!!!どの展示もめちゃくちゃ面白かった!!!!!


最後にポストカードを数枚購入し帰宅。

今日買ったやつ
タグコレとルーブル美術館
木浦奈津子氏の作品

集め始めてからちょうど1年くらい経ったけど、徐々にコレクションが増えてきてて嬉しい。大小合わせて20枚くらい集まった。


これまで現代アートの企画展ばかりに足を運んでいたので、今後はもっと技術orデザイン寄りの展示にも行ってみよう~~~と思った。

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